集団的自衛権の行使を認める、安全保障関連法が強行採決されて成立して


から、今日19日で1ヶ月になるのを前に、昨日18日、東京渋谷で大学生など


による、大規模な集会が開かれました。主催した学生団体「SEALDs」の


メンバーは、「諦めることなく、民主主義のために行動し続けよう」と訴えた、


と報じられています。国会前などで活発な反対の活動をし、全国で若者が


政治に関心を持ち、行動するきっかけを作り、私たちに、日本の民主主義は、


まだ大丈夫と思わせてくれたと思います。昨日は、「終わっているなら、始めましょう!」


など、若者たちから前向きが発言が、相次ぎました。通常の暮らしに戻った学生


さんたちは、周囲の友人が安保法制を知らないことに失望したり、政治の話を


しない友人が何人もこの日の活動に来てくれて喜んだりしている、とのこと。一方で、


国会で参考人として発言するなど、中心で活躍していた奥田愛基さんは、法律


成立直後に、本人と家族を殺害する、という脅迫文が届き、大学で警察の警備が


ついたこともあって、行くと警備の人たちもいなければならないから、とこの日は、


ほとんど姿を見せず、近くから見守って、短く「民主主義ってなんだ!」「やれる


ことをやっていきましょう」と話して、拍手をあびていたそうです。言論の自由を脅かす、


このようなことは、悲しいことです。若者たちは、この日本で、より長く生きていくの


ですから、この活動をきっかけに、更に政治に関心を持ち、政治を動かしていって


ほしいと思いますし、私たちも負けずに、できることをしていきたいと思います。