今日は、午後から、千住真理子さんのヴァイオリン・リサイタルを聴きに、大賀
ホールに、友人と行ってきました。千住真理子さんは、2歳半からヴァイオリン
を始められ、12歳でデビュー。多くのコンクールで、最年少で入賞されるなど、
その実力は、早くから認められてきた演奏家です。今年は、40周年で、この
軽井沢の大賀ホールは、2年前に亡くなられたお母様も大好きな場所で、
音楽家のお兄様と一緒に演奏されたこともある思い出の場所、そして軽井沢は
もう一人のお兄様の千住博さんの美術館もあり、想いをこめて演奏したいと
話されました。プログラムは、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」
、そしてイザイの「無伴奏ヴァイオリンソナタ」の一部の楽章もありましたが、聴きなれて
いる多くの曲を、情感をこめて、エネルギッシュに演奏されて、聴きごたえのある
ものでした。ドビュッシーの「月の光」、黒人霊歌「アメイジング・グレイス」、エルガー
「愛の挨拶」、リスト「愛の夢」など、大好きな曲も多く、素敵な時間を過ごすことが
できました。3階の立ち見もいっぱいで、アンコールで3曲も演奏されるほどの
拍手でした。