今日の午前中は、以前から友人と約束していたので一緒に、軽井沢野鳥の森


に行ってきました。1974年に指定された、国設の4つの野鳥の森のひとつだと


いうことです。クリやカラマツなどが茂っている約100haの中に、年間約80


種類の野鳥、ツキノワグマ、ニホンカモシカ、イノシシ、タヌキ、ウサギなどが


いて、四季の草花も咲いています。特定非営利活動法人のピッキオが経営


しています。ピッキオはキツツキという意味で、「森のいきもの案内人」とのこと。


10時から12時までの、野鳥の森ネイチャーウォッチングツアーに参加して、


歩きました。とてもよい案内人の自称「たろー」さんの案内で、いろいろ知識が


増えました。残念ながら、この時間帯は、鳥たちは食事の時間ということで、


シジューガラ、コルリなど鳴き声が聞こえたのは少しでした。子どもの頃から


軽井沢は涼しいから「チュジュチー」と鳴くと聞かされていたのが、コルリらしい


ことがわかりました。この時期は、ハルゼミがたくさん鳴いていて、抜け殻も


ありました。シュレーゲルアオガエルがトンボ池で鳴いていたり、カナヘビ


(トカゲの一種)が出てきたりしました。大きなムササビのための巣箱がかけて


あり、12コの巣箱に毎晩数頭はいるので、夜のムササビ・ウォッチングで、


ムササビを見られる確率は98%もあるそうです。ツキノワグマがエサの実を


取るために登った爪痕がある木もありました。高い木に、この時期みかける


白い花が、ミズキだということもわかりました。今日は、昨日ほどは暑くなく、


とてもよいネイチャーウォッチングツアーでした。