このところ、各地で春一番が吹き、軽井沢も、この2~3日は、日中の気温が、
この時期としては上がり、5~7度になり、春の気配が感じられます。今日は、
社会福祉協議会の人に案内してもらって、前から行きたいと思っていた、
軽井沢町にある児童養護施設、軽井沢学園を訪れました。園長さんと、主任
さんが、説明の後、案内してくださいました。国会議員の時に、超党派の議員
立法である児童虐待防止法の改正に関わり、その頃から、児童養護施設の
実情には関心をもってきました。厚生労働副大臣の時に、関係者による検討会
を立ち上げ、私も毎回出席して、36年ぶりに職員の配置基準を変えるなどの
改正を行うことにし、社会保障改革の子ども・子育て支援の充実の中に、
児童養護施設の環境改善を入れました。実際に、軽井沢では、どのように
なっているかを知りたいと思いました。軽井沢学園は、昭和22年に東京都の
疎開児童の施設として誕生し、軽井沢社会福祉協議会が運営していました。
平成18年に、経営主体が社会福祉法人に変更され、今日に至っている、という
ことです。私たちが決めたとおり、来年度から職員の配置基準は6対1から
4対1に改善されるとのこと、よかったと思いました。しかし、その連絡が、
消費増税10%をどうするかが決まってからだったためか、遅過ぎて困った
という話でした。職員の勤務が泊まりなど厳しいので長く勤める人が少ない
こと、小規模グループケアを始めるのに、そこの数人の人数ではまわせない
ことなど課題を聞きました。児童養護施設は、市町村ではなく都道府県の所管
なので、地元の町に関心がないことなどもあるとのこと。軽井沢学園を応援する
会にも加わらせてもらって、私でできることはしていきたいと思っています。