今日は、午後から、大賀ホールでの、ヘンデルの「メサイア」を聴きにに行きました。
毎年、クリスマスの頃に演奏されているのですが、昨年は、チケットを購入して
いたのに、ちょうどこの時期に熱を出してしまって行けませんでした。今年、私は
初めてメサイアを聴くことができ、とてもよかったです。演奏したのは、今年で
発足25周年になる、バッハ・コレギウム・ジャパンです。指揮は、バッハ・
コレギウム・ジャパンの活動が国際的に高く評価され、多くの賞も受賞されている
鈴木雅明さんです。メサイアは、1741年に、ヘンデルが、3週間という短期間で
作曲したそうです。聖書の言葉に基づくオラトリオで、第1部、第2部、第3部から
できています。歌詞が、プログラムに英語と日本語で載せてあって、見ながら
聴いていると、わかりやすかったです。メシアがこの世に生まれ、苦しむ人々に
慰めがもたらされる第1部。第2部では、メシアが受ける様々な苦しみ、後半では
メシアの復活、昇天を経て、子羊としてのメシアと信徒の喜ばしい婚礼を歌うことで
有名な「ハレルヤ」で締めくくられます。ソロ、合唱とあったトランペットの演奏が
素晴らしかったです。クリスマスの気分を味わえました。これまで、仕事をしている
時は、忙しすぎて演奏を聴きに行くことができませんでした。軽井沢に来て、
大賀ホールが近くにあるので、何回か演奏会に行っていますが、今日のメサイアは
最もよかった演奏のひとつです。