長野県北部で、22日夜に起きた、最大震度6弱の地震から5日目になります。


昨日、今日と、長野は冷たい雨が降っていて、復旧作業を妨げているようです。


北安曇郡小谷村では、住宅を巻き込む地滑りも起き、震度4クラスの余震も続いて


住民のみなさんは、不安を募らせています。これまでにわかっている被害は、


重傷者10人、軽傷者35人の計45人。家屋は全壊3棟、半壊56棟、一部損壊


418棟。道路の通行止めも多数にわたり、JP大糸線は白馬と南小谷間は、


ジャンボタクシーを運行。避難所は、白馬村で1ヶ所、小谷村で6ヶ所、という


状況です。避難している人のために、宿泊施設を借り上げて移ってもらう、という


ことです。あれだけの地震で、死者が出なかったのは、この地域の建物が、雪に


耐えられるように、柱をたくさん使っている構造にもよると報道されています。


また、協力しての救助体制もよかったのだと思います。長野県は、秋の御嶽山の


噴火に続いての災害ですが、国からの支援も受けながら、復興に努めていくことに


なります。