日帰りで、東日本大震災の被災地、宮城県の山元町まで、行ってきました。


成城に戻ったのが、日付が変わる頃でしたので、ブログも翌土曜日になりました。


東日本大震災の直後から、山元町と岩手県の大槌町に、寄り添って支援をされてきた


NPOのRKH(リメンバー・神戸&東日本)の代表の堂園さんと、副代表の山口さんの


2人の友人と一緒に、久しぶりに被災地を訪ねました。堂園さんたちは、被災地で


求められていた、シャンプーから始まり、家電製品の6点セット、軽自動車、町民バス


などを贈ってこられています。仙台から、東北本線で岩沼まで行き、迎えに来て


くださった車で山元町へ。町役場で復興のキーパースンの平田課長の車に乗り換え、


案内していただきました。津波で一面が被害を受けた地域にある中浜小学校の壁面


には、津波の水位が記されていました。復興しはじめた港、災害公営住宅は、他の


地域より速く建設されています。また、イチゴの産地として、イチゴとトマトの太陽光


利用型植物工場による生産を若い方がされているのも、見せてもらいました。


そして、被災後、東北放送のニュースキャスターをされていた髙橋さんが、立ち上げ


られた、災害臨時FM放送りんごラジオに、堂園さん、山口さん、齋藤町長と出演して


話をしました。みなさんと夕食をともにして、多くを見せていただいた山元町での日程を


終えました。144ページにわたる詳細な記録誌も作られていて、復興への道のりは


まだまだ続くでしょうが、一歩ずつ着実に進められていることが、よくわかりました。


被災されたみなさんに、息長く心を寄せていくことが大切だと思います。