先日、信濃毎日新聞に、「大学生4割 読書時間ゼロ」という、全国大学生協連の


実態調査の結果が、出ていました。同じ項目の調査を始めた2006年以来、4割を


超えるのは初めてということで、40.5%の学生が読書を全くしていないということは、


学生の本離れの実態を裏付ける結果、としています。これは、全国30大学の学生


8931人が回答したもので、1日の読書時間(電子書籍を含む)は、平均26.9分。


下宿している学生の1ヶ月の書籍購入費は、過去最低の1820円ということです。


これは、どんどんネット社会になり、最近では、便利なスマートフォンも普及したので、


本を手にとって読むことの優先順位が下がったということなのかもしれません。


私は、小学生の頃から、本を読むのが好きで、一人で部屋の隅で読書をしているのが


好きな時間でした。図書館の本も、よく読みました。NHKそして議員としての仕事と


子育てなどが忙しく、このところは、年間を通しても、数えるほどしか本を読めなくなって


いました。政治を引退し、軽井沢に引っ越して、自然がすばらしいことと並んで、読書を


する時間が持てるようになったことが、最もうれしいことです。本を読むこと、読みかえす


ことで得られるものを、若い人にも伝えていければと思います。


今朝も最低気温は、氷点下13.1度まで下がり、真冬並みの寒さです。