ソチで開かれているオリンピックも、残りわずかになりましたが、多くの選手の


競技に感動しました。特に、フィギュアを見るのが好きで、DVDにとっておいて


すべて見ました。男子の、羽生選手が、重圧にも負けず、10代で金メダルを


獲得したことは、素晴らしい結果でした。ずっと応援してきた、髙橋大輔選手が


けがが完治しない中で、渾身の演技をし、6位に入賞したこと、これまで日本の


男子フィギュアを引っ張ってきてくれたことも含めて、ありがとう、と感謝したい


思いでいっぱいです。男子は3選手とも入賞ということも、うれしい結果でした。


女子は、浅田真央選手が、重圧の中、ショートでは16位でしたが、フリーでは、


トリプルアクセルを含めて8種類のジャンプをきめて、6位になったこと、集大成


の演技として、本人も満足して、見ていた人も感動したと思います。鈴木選手も


自分の世界を作りだして8位入賞。村上選手は、若いので、次の機会があると


思います。主催者の推薦で、本来は5位までの選手が参加するエキシビション


に、6位の髙橋選手と浅田選手も出る、ということからも、世界の評価がわかり


ます。


せっかく、多くの演技に感動している中での、森元総理の浅田選手に対する


「あの子、大事な時には必ず転ぶ」という発言は、許せないものだと思います。


団体戦に出て、点数も出しているリード兄弟を悪く言ったり、団体戦は出なけれ


ばよかった、惨敗だ、などと、一生懸命競技している選手を、何だと思っているの


でしょうか。選手に対する尊敬の気持ちが、微塵も感じられません。総理時代か


ら、数々の失言がありましたが、こうした人が、東京オリンピック・パラリンピック


組織委員会の会長でよいのか、疑問です。