昨日、投開票の東京都知事選の結果は、事前の世論調査の通り、舛添さん


の圧勝でした。私は、長野県民になったので、投票権はありませんでしたが、


周りの人には、中ではよいと思う人に、とにかく投票に行くように声をかけて


いました。舛添さんは、厚生労働大臣の経験もあり、介護や子育てなど社会


保障のことを訴えたこと、そして、自民公明が党をあげて支援し各種団体にも


要請していたこと、テレビ出演などで知られていたこと、民主党と袂を分かった


連合も応援したこと等、勝因は、いろいろあげられると思います。私は、脱原発


には賛同しますが、即廃止ということは、現実的には難しく、民主党政権の時に


出した、2030年代にゼロが最速かと思っています。細川さんは、即廃止の道


筋を示せなかったこと、20年近く政治からひいていたので若い人は全く知らな


いこと、小泉さんとのコンビも、どちらが主役がわからなかったこと、一つのこと


だけでなく都政は様々な課題があること等、敗因も様々あるかと思います。でも、


脱原発のきっかけのひとつは作れたのでは、ないでしょうか。


舛添さん、福祉については、私も近い考えのところもありますので、ぜひ、国政


に振り回されずに、都知事としてリーダーシップを発揮してほしいと思います。


それにしても、投票率が低すぎます。46.14%では、半分以下の人しか投票


していません。大雪の後ということもあったのでしょうが、もっと政治に関心を持ち


投票するための活動や工夫が必要だと思います。