衆議院で強行的に採決された、特定秘密保護法案。参議院で、しっかりした


議論をし、修正することを望んでいますが、始まった委員会審議は、冒頭から


荒れていて、衆議院以上の答弁も行われていません。アメリカをはじめ、


秘密保護の法律を持っている組では、情報公開が、法整備も制度上も、


作られている国が多いのに、日本では、それが整備されていません。民主党


が提出した、情報公開の法案を、合わせて審議すべきだと思います。また、


60年も公開せず、60年経っても、7項目に該当する場合は公開しないと、


されていて、その項目にも、拡大解釈できるあいまいさが含まれています。


こんな国もありません。公務員など秘密を洩らした人への罰則が、10倍の


10年にされていて、これでは萎縮して情報が出てこなくなります。


益川さんをはじめ、学者の方たちも、反対を表明しています。一般の人には


関係ないと思わないでください。情報がなければ、民主的な社会は作れません。


株価が高値を更新していれば、それでよいとは言えません。この勢いで、憲法


改正、戦争ができる国に走っていく恐れもあります。それぞれの立場で、声を


あげ、今、行動しなければ、と思います。