昨日の全国戦没者追悼式での安部総理の式辞で、歴代の首相が明言して
きたアジア諸国への加害責任と反省に触れなかったことに、懸念を持ちます。
国を守るために命をささげた日本の戦没者を追悼することは大事ですが、
細川元総理以来、歴代の首相が述べてきたアジア諸国への加害責任への
反省や哀悼の気持ちを述べなかったこと、また、不戦の誓いという表現も
なかったこと、こうした安部総理の式辞は、国会答弁で、侵略の定義は
定まっていない、と述べて、国内外に懸念の声が上がったことに続いて、
安定政権で、これからタカ派的な外交をしていこうとしているのではないかと
心配になります。靖国神社への参拝は見送ったこととの整合性は、どこに
あるのでしょうか。