先日イチロクで買って、かけ襟修正をした紬です


早速着心地をおためししてみました
きんもちいい~~~

柔らかくて、ほっこりしてて、軽くて、それでいて、シャッキリしてます!




こーでぃねいとは、とりあえず、じみじみ~にしてみました



半襟は、白地にらくがき薔薇のおちゃめ系



帯は渋すぎるくらいに地味な間道




和風喫茶のバイトのおばちゃんですな(笑)


結論から言うと、普段着で


仲居さんに見えないコーディネートとか・・・


多分ないと思うのです




なんでかって言うと、着はじめの頃に


安い化繊の色無地に、白半襟で地味な帯してたら

道端で近所のおばちゃんに「あら?今からバイト?」とか

お店では「ちょっと店員さん」とか

そんな感じで声かけられるから、やめようよね!


などと言う人の言葉に同意していたものですが・・・


よく考えてみたら、どんな着方してても、そう見える人には見えるんだと思う


弟の結婚式の前日に、ホテルに泊まるために天神へ行った母は

とっておきの十日町紬で出かけたそうな

JRから降り立ち、迎えに出ていた弟が、開口一番

「そんな粗末な絣のような着物で来て!」

と腹だたしげに口走ったのに逆上していたっす・・・(笑)

弟は、着物のことなど全くわからない、普通の中年

しかし、世の中のたいていのおっさんは多分同じ程度

時代劇なんぞで記憶にある知識しか浮かばないのは、ある意味当然・・・


絣の着物=綿で粗末な身分の低い女が普段に着るもの


久留米絣がどんだけ高い思うとるねん!!


とか、知らないし、わかるわけがない・・・(笑)


上布も黄八丈も大島ですら見分けはつかないと思う

まあ、名前だけ「大島紬」が高いくらいの知識はあるかもしれないけど


ホテルや旅館でも、女将は豪華な訪問着着てるものだし
和食のお店では、絣っぽい制服も多いし
この前法事で行ったお店では、仲居さんのほとんどが

いい小紋に素敵な帯を「粋」・・・を通り越して「アダ」に締めて

お化粧も髪も夜仕様・・・こちとら法事なんだけどねぇ・・・(笑)

って感じで、制服っぽい着物ではなかったですしね・・・

あれは、じぇったい、化繊の帯じゃなかったもん
すんごい高そうな博多の間道だったもん!

すそは絹擦れの音がしたもん!!パールトーンしてる正絹に違いないもん!!
私なんかが普段に着てるものより上等でしたがな

仲居仕様だなんて、とても言えませんがな!


だから、着物に興味のない人でも、店員さんではないと認識できるのは


振袖と黒留袖だけ

だとおもいまふ・・・結婚式で見てるから、これだけは分かると・・・


それ以外は間違えられても仕方ないんだとおもいまふ・・・


古株の仲居さんが、新入りの従業員だと勘違いしない


程度の差異しかないと(笑)