喪中のご家族への新年のご挨拶について
喪中葉書を出した人が、自分は出しませんよ
と言っているだけのものなので
受け取った方は年賀状を出していい、もしくは出すもの?
直実さんち でそのよう話題が、ある方から投稿されていて
ちょいっとびっくりした次第ですよ
マジで?
そんな新しい常識が?と目を疑った私
で、とりあえず検索
抜粋
○喪中の相手に賀状を出してしまった場合
相手が喪中であることを知らずに、賀状を出してしまったら、
すぐに詫び状を出さず、松の内があけてから、詫び状、お悔やみ、
または 寒中見舞いを出すのが礼儀です。
詫び状の場合、拝啓等の頭語や気候の挨拶文は省略して、
不注意をお詫びする文と故人のご冥福をお祈りする文を直接書きます。
末尾文も不要ですが、お悔やみ状では、合掌を使います。
知ってて、敢えて出す?
・・・とりあえず今の所、どこを探してもそんな記述は見当たりません
間違っても一般に根付いた常識ではないように思いますが?
↑にある通り、年賀状のお祝いのやり取りそのものを
遠慮申し上げるものだと思っておりました
毎年12月頭くらいに欠礼状は数通頂きますけど
どの葉書も、勿論喪中である旨しか記載されておらず
ご家族がどのようなお気持ちかなど、決して推し測る事などできません
日常の中の自然の摂理として受けとめられる死もあれば
決して受け入れられない死もあるでしょう
100歳超の曾祖父母の大往生もあれば
年若い方の理不尽な死もあるのです
それを「慮って」年賀状をお出しするのを「遠慮」するのが
受け取った者の勤めだと思っていました
「わたしには関係ないわよぅ~~あんたの家族の死なんて知ったこっちゃないわ
私は幸せなんだから、はしゃいでる私の気持ちも受け取んなさいよ~」
と言って年賀状を出すのでしょうか?
・・・そんな人とお付き合いしたいですか?
我が家に今年来た年賀状は、企業以外はどれもうっかりさんだと思いたい・・・
(去年の11月に喪中葉書出しましたが、出した方々から十数枚年賀状が届きました)
うっか~りは誰にでもあるものだし、「あちゃ!」と思う方であれば無問題だと思います
ひょっとしたら、私もやらかしてるかも知れませんし・・・(気をつけてはいますが)
郵政公社の方の年賀状の販売ノルマは、嘱託職員でも一人1万枚とか・・・
なんでもいいからとりあえず1枚でも多く出せよ!的な考えが
どこかに潜んでませんか?
自分の家族の誰か、もしくは全員が
「ロードオブウォー 」の大勢のにやついた男たちに
棍棒で殴り殺される母子のような死を遂げたと想定して
「知ったこっちゃないわよ、けっ」と
年賀状を出してくる人の姿を想像してしまえば
おのずと答えは出てくると思います
自分がそう言う人になれると思うなら出せばいいでしょう
誰にも止める権利はないですからね
どうしても新年の挨拶がしたければ、寒中見舞いを出せばいいのです
なんで寒中見舞いじゃダメなの?
それは、普通の葉書じゃノルマ達成に関係しないからではないのかな?
あ、でも、お歳暮は贈るのも貰うのもいいらしいです
「挨拶」と「祝賀」は違うと言うことですね