震災から二年  | コミパチのブログ(ひとり放射能から子供を守る会岩槻)

震災から二年 

震災から丸二年


多くの人が亡くなり  多くの人の心に悲しみと


自然災害に対する恐怖が 植え付けられた日・・・・


テレビも先日から 震災関連の番組ばかりを放送している


だが、こう書くと怒られるかもしれないが、お涙頂戴的な


構成になっているものがほとんどという印象を受けた


それか 言い訳的な感じの検証番組








多くの方が命を落とした大震災 そして安全面をおざなりにした結果の


原発事故・・・・・・  





これを教訓にしていかなければならないのだが


日本人は 大切なことを忘れてしまう民族なのか、たった2年前の恐怖さえ

忘れて 復興のためには原発再稼働 などと言う 


経済の為にと・・・・  





復興を妨げている大きなものが原発事故による放射能汚染だと

感じるのは私だけではない筈だが、大津波の映像が繰り返し流されるが、それをこの狭い国土の 立地のいい加減な原発の危険性に結び付ける内容のものは ほとんどない。


原発事故さえ起きなければ 助かっていた命もあったかもしれない 


そして 原発事故のせいで 故郷を奪われ 仕事を 奪われて 自ら命を絶った人たちも 地震だけであったなら 自ら命を絶たずに済んでいたかもしれない




東日本大震災は 地震災害、津波災害、そして原子力災害の複合災害だ


これが 他の原発で おこらないと 誰も言えない筈だ 


砂浜に立つ 浜岡原発 断層の上に立つ敦賀原発 その他の原発も同じ様なものだ。 東海地震をはじめ おこるであろうと言われてる地震が まだまだ


たくさんある  




震災で 愛する者を失った悲しみ 苦しみは なかなか消えるものではないがそれでも 時間が 少しづつ癒してくれるかもしれない 




だが 原子力災害は 気も遠くなるような時間を経過してもなかなか消えていかない 


プルトニュウムのように何万年も残るもの 30年経っても半分にしかならないセシウムなど消え去るまでに 生物の寿命をはるかに超える ものばかりだ 




使用済み核燃料もそうだ 今の技術では 保管することしかできない


綺麗にすることのできない 半永久的な危険なゴミだ  




そんなどうしようもないゴミを生み出し続ける原発




他の国では 福島原発事故を見て 原発を廃炉にしたり 計画を中止したり


しているところが 可なりある 


先日も台湾をはじめ 各国で 反原発のデモ行進があった 


日本でもデモが続いているが、 報道はほとんどない 




当事国の日本では 経済界をはじめ 原発再稼動に 持っていこうとする 


そして テレビや新聞でも 再稼動やむなし という方向に世論を導いていく 




TPP問題でも 同じ事 


参加しなければ日本は世界から取り残される 世界の孤児になる などと 誘導していく  


G8で参加している国はアメリカとカナダだけG20でさえアメリカ、カナダ、オーストラリア、メキシコだけだ 


参加していない国は 多いのに なぜ 参加しないと世界の孤児になるのか? 明らかな世論誘導だろう 




原発再稼動も TPP参加も すべてアメリカからの押し付け 属国にたいする命令なのだろう 国民の事よりも アメリカのご機嫌を窺う 


政党が変わっても 基本的には 同じなのだろう・・・・ 


メディアもそれに同調して 世論を誘導していく




この複合災害で亡くなった方達の死を 無駄にしないためにも 


この国のあり方を 変えていかなくては ならないのだと 思う・・・・・




PS


今日 ツイッターで NHKの 堀潤さんが ツイートしておられた


少しまとめてみた  マスメディアの中にも こういう姿勢の人はいるが


ごく少数で、 そういう人は 左遷されたり干されたりしてしまう・・・





3/9


不安と闘い情報を求め事実を知りたいと願う市民の思いをメディア側が組織防衛のため踏みにじっていくというのは許されない行為だ。「皆様の」というのであれば、なぜそうした市民の願いを一方的に封殺するのか。公共メディアは一部の人間の保身と組織防衛に腐心する腐った大人達のためのものではない


3/11

震災から2年。原発事故発生のあの日私たちNHKはSPEEDIの存在を知りながら「精度の信頼性に欠ける」とした文部科学省の方針に沿って、自らデータを報道することを取りやめた。国民の生命、財産を守る公共放送の役割を果たさなかった。私たちの不作為を徹底的に反省し謝罪しなければならない。





パニックを抑え社会の均衡を保つための判断であったとしても、統制された情報によって福島県をはじめとした近隣住民の皆さんへ長年に渡る不安を与えた事実を正面から受け止め、償いを続けそれだけに市民に寄り添った報道を徹底しなければいけない。僕は頭を下げながら一生この原発事故の取材を続ける





自らあの日ニューススタジオにいながらそうした事実をきちんと伝えられなかったことに対し、心から謝罪します。福島の皆さん。取材でそれまで沢山お世話になっていたにも関わらず、役にたてなくて本当に申し訳ありませんでした





反原発だと思想的にレッテルを貼る人がいますが僕はそうは思いません。取材をすればするほど原発の安全対策が不十分であることがわかります。事故が起きた時の交通インフラや避難誘導の仕組みも今は不十分です。徹底的にこの問題と向き合い課題解決に知恵を絞らなければ世界の何処かでまた犠牲出ます





僕がUCLAで作った映画が局内で大問題になり、ロスで米国市民の皆さんが企画した上映会も中止に追い込まれました。「反原発と言われるものは困る」と指摘を受けましたが、事故が起きたことによる不条理な現状を描いているに過ぎません。市民が共有し未来に活かさなくてはならないものです





米国市民からは突然の上映中止の通達に「日本ではこれが日常なのか?」と怒りを通り越して驚き理解ができないという声が上がっています。僕が学生の時に研究し太平洋戦争下の状況と本質は変わりません。公共メディアは誰のものか?知る権利を有する市民のものです。表現の自由を有する市民のものです





メディアに関わる一人一人がそれらの権利を常に最優先に掲げ、発信に努めなければなりません。あの日犠牲になり、そして今も情報が届かなかったことで不安と向き合う日々を過ごしている皆さんのことを想い。亡くなった方々への哀悼の意を示し、黙祷を捧げます




ここから先は 他の方とのやり取り部分です




○市民の権利ですか?





市民の「知る権利」そして「発信する権利」をさしています




○SPEEDIの件は一から十まで文科省および専門家の責任。不作為というのは、信頼性に欠けるとされたデータでも一記者の判断で放送すべきだったというこでしょうか、それとも、ある程度の信頼性を知っていたということ?反省にも冷静な判断とその結果の公表が必須かと





政府見解を軸として報道する姿勢に問題があると思います。情報は公開されなければ市民が判断する材料がなくなります。政府がデータを公表しなかったのはパニック回避が理由と後に明らかにされていますが、メディアも一緒になって足並みを揃えるのは健全ではないと考えています




○1号さんの「中の人などいない」で震災時のNHKの中の人たちの「男義」に泣いた。今左遷されそうな堀潤を守れるのは1号さんと、あのときのかっちょいいNHKの中の人たちだ。メルトダウン特集もよかった。全NHKがんばれ!




心ある、気概あるNHK職員もおります。そうした皆の努力を結集させて、変えなくてはいけないものをまずは内側から変えていかなければと思っています




○あなたがNHKに席を持ち、留学費と滞在費を局が持っているのであれば、局が口出ししてくる事はある程度分かるのではないですか。NHKに席がなく、留学費等も局から出ていないのであれば、堂々と上映すれば良いのでは




UCLAの研究者と共に制作し大学に納めた研究成果物でしたので主催者の米国市民に対し東京から一方的に中止を求めるとは思っていませんでした。しかも自分達の連絡先を尋ねられても絶対に答えないというアンフェアなやり方で。中止の妥当性以前に不誠実な対応に怒りを感じました。




○私が観る術はないのでしょうか?




残念ながら今のところ。こちらの米国での研究成果の一つとして受信料を頂いている皆さんに還元したいと今後、交渉を進めるつもりです




○放射能が及ぼす健康被害の勉強はしたかい?分からない事を言い逃れにしないで向き合って調べてみたらどうよ ECRRはもういいから 被爆と被曝の違いを検証して見ればいい 低線量被曝も放射線治療も秋田の玉川温泉も調べてみたらいい 偏らないで




健康被害の有無以前に、情報が得られなかったことで自ら行動を判断できず、結果として放射能が高い方へ避難したり、屋外に長い時間いたりしたことで、現在、不安を抱えている親御さんや、若者などがいるという状況について言及しています




○掘さんがこれらのツイートを書いていらっしゃる間に14:46を迎え、1分の黙祷をし、その後、総理大臣の式辞、天皇陛下の御言葉と拝聴しました。LIVE放送は海外でも見られたはずです。犠牲者への追悼よりも原発だから、日本の反原発は孤立していくのです。




もちろん、この時間にあわせ黙祷を捧げるためにTweetの発信を順次行いました




○いや、SPEEDIは公表しなくて正解ですよ。精度もそうだし、公表したところで風向きがコロコロ変わったりしてたから絶対に混乱してたし、誰も的確な指示は出せなかった。当時は屋内待機指示が最適解でした




メディアが政府一体の機関であるのは健全ではないという話をしています。政府が出さないと決めたから我々も出さない、とい判断は妥当かどうか




○はじめまして。NHKはどうやってSPEEDIのデータを知り得たのですか? (ニュースソースに関わるならスルーしてください)




震災前から国が相当なコストをかけて研究と運用がされてきたシステムです




○反原発も報道する立場