埼玉県の上田知事より、県産野菜の放射性物質検査についての質問の回答がきた。 | コミパチのブログ(ひとり放射能から子供を守る会岩槻)

埼玉県の上田知事より、県産野菜の放射性物質検査についての質問の回答がきた。

5/7に埼玉県知事 上田清司氏に対して県産野菜が50市町村で

全く検査をされずに市場に流通されていた事について

質問のメールを送りました。


本日やっと回答が来ました。

がっかりする内容ですけどね。


以下 質問メールと回答メールを掲載いたします。

※メールアドレス等は伏せさせていただきます。


質問文

----- Original Message -----
From: "○○○" <○○○>
To: <
a2840-32@pref.saitama.lg.jp >
Sent: Saturday, May 07, 2011 12:09 PM
Subject: 報道された、農産物の検査未実施件数が一番多い50市町村だったことについて


> 市町村の4割が未実施=農畜水産物の放射性検査-11都県
>  東京電力福島第1原発事故を受け、厚生労働省が農畜産物や水産物に含まれる放射性物質を検査するよう求めている1都10県の計513市区町村のうち、全体の4割に当たる203市区町村で先月下旬までに一度も検査を実施していないことが3日、同省のまとめで分かった。
>  厚労省は4月4日、放射性物質の降下量が多かった福島、茨城、栃木、群馬と近隣の宮城、山形、新潟、長野、埼玉、千葉、東京の各都県に対し、農作物などの検査計画を策定するよう通知した。
>  このうち福島県は積雪などの影響で農作物を出荷していない自治体を除き、全市町村で4月下旬までに検査を実施していた。一方、茨城は11市町村、栃木は8市町、群馬は10市町村で未実施だった。
>  また、埼玉は最も多い50市町村で検査を行っていなかった。千葉は23市町、東京は32市区町村、山形は25市町村、宮城は8市町、新潟は19市町村、長野は17市町村がそれぞれ未実施だった。(2011/05/03-06:22)
>
> 上記の報道に対する埼玉県の対応はどうなっているのか お聞かせ下さい。
>
> 知事のブログにも、県のHPにも それらに関するコメントや報告は見当たりませんでした。
>
> そんな笊な検査で、埼玉県の食品は安全です。とHPに掲載するのは どうかと思います。
>
> 直ちに影響はないでしょうけどね。
>
> 全量検査は無理としても、各市町村でキッチリ検査していただきたいものです。
>
> 千葉県の柏市や流山市 本県の三郷市や八潮市のように 放射線量の異様に高い
>
> ホットスポットも存在いたします。
>
> その事を考慮のうえ 検査、安全宣言なりをしていただきたいと思います。



以下 上田知事よりの回答


私あてにメールをお寄せいただきありがとうございました。
埼玉県では、県産農畜産物中の放射性物質に関する検査を原発事故発生以来、週1回の間隔で実施しています。報道された農産物の放射性物質検査で、埼玉県が実施した市町村数は他の都県に比較して決して少ない数ではありません。報道の調査時(4月27日時点)、本県では13市町から計57検体(現在は計74検体)を採取し検査を行っています。この時点で、長野県は10市村で18検体、東京都は8市区で24検体と本県より少ない検査数です。ただ、報道では「検査を行った市町村数」ではなく、「検査を行っていなかった市町村数」が報じられたため、雪で検査が出来ない市町村や野菜の生産がされていない区を「検査を行っていなかった市町村」にカウントしなかった長野県、東京都などよりも調査が進んでいないような印象を与えてしまいました。また、本県では検査の実施に当たっては、放射性物質の影響を受けやすいとされるホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜を中心に、これらの生産量の多い産地からサンプルを採取しています。このため、検査地点が野菜生産などが盛んな市町村に偏ることも、ある程度はやむを得ないものと考えています。
 埼玉県では多くの種類の農産物が年間を通じて生産されており、現在の検査に加え各作物の出荷時期に合わせてサンプルを採取し、検査を実施していきます。今後も県民の皆様の食の安全・安心を確保に努めます。ご理解ください。

 平成23年 5月16日
                   埼玉県知事 上田 清司


以上



要旨としては、埼玉県は結構 調査してるよ! 他の県と比べてみてよ! 影響の受けやすい野菜を

調査してるよ! 生産量の多い地域を調べてるよ! 少ないところは あんまり流通しないから

調べないよ!

って事だと思うんだけど、そういう理解でいいですよね?


放射線量の多い 所謂ホットスポット とか そういうことは関係無に、市場流通量が多い地域のみ

サンプル調査して、 のこり50市町村の全く調べない物は 安全な野菜として

市民の口に入っていくわけですよね。

国の暫定基準値でさえ 殺人的な基準なのに その検査さえしないで流通させて 

埼玉県の生産物は安全です。 ってホームページに載せているのは 殺人幇助にならないのか?

直ちに健康に影響は無いから大丈夫って考えなのか?


厚生労働省も 後々には影響があるかも・・・・って 答えてるのに

暫定基準ギリギリの食品や水を1年間摂取した場合 17mSV/年の被曝になるという

計算も出ているのに・・・・。

これは外部被曝や吸入被曝は計算には入っていない。

それを考えると 年間20msvを楽に超えそうだ。 外部被曝よりも距離の無い内部被曝が怖いのに

汚染された食物で 余計に被曝していく。   


埼玉県の食べ物は 検査していない事により、 一般市民に 安全かどうかわからない 不安だ

と思わせる事になるのに気づかないのか?  


国も腐ってるけど、県も腐ってるぜ・・・。