子育てコミュニティ「よなきごや」を始めた理由 


 0~2歳の赤ちゃんを育てていると、昼と夜の区別がなくなってくる。特に「夜」は、いちばん孤独を感じやすい時間帯かもしれません。赤ちゃんが泣いている。


何度寝かせても、また泣く。ミルク?オムツ?それとも、ただ抱っこしてほしいだけ?そんな風に、言葉の通じない命と向き合いながら、気づけば朝が近づいている――。私にも、そんな夜がたくさんありました。 



「よなきごや」とは? 


 「よなきごや」は、夜泣きの夜にふらっと立ち寄れる、0〜2歳の子どもを育てるママたちの子育てコミュニティです。


 ・夜泣きがつらくて眠れない 

・こんなに泣いていて大丈夫なの?

 ・話す相手がいない 

・初めての育児で不安しかない 


 そんな気持ちを抱えているママたちが、夜中にちょっと集まって、おしゃべりしたり、悩みを吐き出したり、ただ「つらいよね」って共感し合ったり。

「大丈夫だよ。」「ひとりじゃないよ。」その一言だけで、救われる夜もあるのです。


 

「私もあの頃、ひとりだった」 


 夫は仕事だから、なるべく起こさないようにしなきゃ。

私は育休中なんだから、これくらい当たり前。

これくらい、みんな普通にやってる。

こんなことで弱音を吐いていたら、この先やっていけない――。 


 そう言い聞かせながら、泣き止まない赤ちゃんと、寝室の薄明かりの中で何時間も過ごしていました。何度も心が折れそうになりながらも、朝になれば何とかなる。そう信じて耐えるしかなかったあの夜たち。



 そんな時、ふと目にしたのが「よなきごや」という漫画でした。「夜泣きに疲れたママたちが、ふらっと立ち寄れる休憩所」その世界観に、胸が熱くなったのを覚えています。

「こんな場所が、現実にあったらどれだけ救われただろう。」そう思いながら、私はまた、泣き止まない我が子を抱いていました。



「もしも私が、1歩間違えていたら」 


 数年後、ニュースで目にしたのは、痛ましい子育て中の事件でした。育児の苦しさのあまり、母親が子どもに手をかけてしまったという報道。他人事ではありませんでした。


私も、何かが少し違っていたら……。誰にも頼れず、誰にも言えず、ただ1人であの夜を過ごし続けていたら。


そんな風に思って、胸が締め付けられました。だからこそ、あの時に夢見た「よなきごや」を、私は現実にしたかったのです。



 夜が、少しだけ“あったかく”なる場所に 


 「よなきごや」は、特別な場所ではありません。

何かを頑張らなきゃいけない場所でもありません。

夜泣きで眠れないとき、ただ誰かの声が聞きたくなったとき。

「こんなことで悩んでるの、私だけじゃなかったんだ」って思えたとき。ちょっと気が楽になる。そんな居場所を目指しています。


子育てはたしかに孤独です。でもその何倍も、喜びやおもしろさ、笑いにあふれています。1人じゃない。そう思えるだけで、明日の気持ちが少し変わります。



 最後に


「よなきごや」を漫画だけではなく、現実に。

夜泣きのママたちがそっと集まれる、そんな温かい場所を、私はこれから本気で育てていきます。


もしあなたが、今まさに、長い夜の中にいるのなら。そっと立ち寄ってみてください。そこで待っているのは、あなたと同じように眠れぬ夜を過ごす、誰かの『ひとりじゃないよ。』という言葉です。 


その言葉を伝えたくて、「よなきごや」は今日も少しずつ進んでいきます。




『よなきごや』とは?
夜泣きをする0~2歳の子どもを育てるママたちが、夜のつらい時にふらっと立ち寄り、子育てについて話したり、悩みを相談したり、お互いに助け合える居場所です。



「よなきごや」公式LINEにて、子育て情報や「よなきごや」のプレオープン等の情報が見れます。ぜひ、登録してみてください。


また、深夜の眠れないママたち向けにdiscordにてオンライン「よなきごや」を作りました。
ふらっと寄って、眠れないママ同士でゆる~くお話しませんか?☺️



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漫画「よなきごや」↓
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