フード理論の本。

フード理論とは?
著者福田里香さんが研究している、
「物語に食べ物を上手に登場させることで、
登場人物の心理や人物像や置かれた状況を表現している」
と言う理論。

たとえば少女漫画でのココアの登場は傷ついた心を癒すシーン、とか
逃走するときは厨房を駆け抜ける、とか
もちろんご存じ食パンくわえて走る遅刻少女がぶつかった相手は…についても。

パラパラと読んで面白いなあと思っていたんだけど、
だんだん、パラパラとしか読めないと言う事に気がついた。
(つまり途中で根気が無くなり、手放してしまう)

久しぶりに会った友達との会話、
ずっと思い出話だけしているみたいな、
「そうそう、あったあった、そうだったね~」って
まあまあ楽しいんだけど、それ以上はない、と言うか。

並んでおしゃべりしながら歩いていたら
急に行き止まりだったと言うか。

オノナツメさんのイラストはとっても素敵で、
そのイラストから色々思いつく(?)ので、
洒落たイラスト集に
ちょっとした面白い読み物が付いている、と考えれば…