「…四十二三の痩せぎすの男で、縞の着物に縞の羽織を着て、
だれも目にも生地の堅気とみえる町人風であった。
色の浅黒い、鼻の高い、芸人か何ぞの様に表情の富んだ眼を
持っているのが、彼の細長い顔の著しい特徴であった。
彼は神田の半七と言う岡っ引きで…」
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今と違って、事件が妖怪や幽霊のせいにされたりも
多かった時代、
半七はその謎を解き、真相を明かして行くが、
それでもやっぱり全ての不思議を明かすことが出来ない事件も。
手下がみな半七を慕っているところに憧れる。
半七が犯人と見破った人物に
一気にまくしたてて捕えるところ、格好いい。
岡っ引きってのは口が達者じゃなきゃ
出来ねえそうですぜ(この本に書いてあった!)
「むらさき鯉」の話、面白かった。
この話が芝居になったら、お糸の役、やりたいなあ~