こないだ鑑賞しました「ずっとあなたを愛してる」の
監督、は、小説も書いていて、
これはそのフィリップ・クローデルの作品
- 灰色の魂/フィリップ・クローデル
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
舞台は第1次世界大戦の頃の
フランスのロレーヌ地方(と想像される)
村で美しいと評判の少女が殺されて
池に沈められているのが発見される
「私」が語る「事件」
いちいちもったいつけた文体がまず面白い
人間の嫌さを目の当たりにして
本当にげんなりする部分も
少女は、毎週日曜日、代母のもとを訪ねていた。
「その日」、あまりの寒さに泊まっていけと引き留めるが
少女は「お母さんの作ってくれた頭巾があるから大丈夫」
と振り切って帰る。
その頭巾は代母アデライドが兎の毛皮で作った金色の特別製
殺されたのはその帰り道
葬儀の時に代母のつぶやく台詞
「こんなことになるとわかっていれば…わかっていれば…」
人生って、あとからそう思うことの連続?
「私」が誰なのか、どんな人物なのかも謎のまま
様々な村の人物が登場
とにかく、ミステリの範疇には収まらない
名作、ですが、
それはもしかしたら自分だったかもしれない、
と言う、人間の嫌な部分と向き合うシーンが
たびたびありますので、どうぞお気をつけください。