今回、沖縄でどこに行こうかと悩みまして選んだのが、
ここ
沖縄北部の大石林山
北部は何もないとは聞いていましたが、ほんとーーーーに何もないんですよ。
店も殆どありません。
だからこそ守れている自然がありました。
今、沖縄はそこら中、観光客であふれかえっています。
想像を超える観光客が大挙してやって来ています。
私もその一人なので大きなことは言えませんが・・・
でも、北部は殆ど観光客らしい姿をみかけませんでした。
ここには沖縄本来の精霊が色濃く残っているかも・・・です。
大石林山の中でこんな写真が撮れました
コダマらしき光がた~くんさん
この後に撮った息子
コダマが慌てて逃げているんですかね
その直後に友人を撮りました
コダマが逃げた後ですかね
普通の写真です
時間も場所もアングルもほぼ同時なのに不思議ですね~
大石林山にはガジュマルの大木もた~くさん住んで(生えて)います。
これは小さいほうです
大石林山の展望台です
向こうに見える島の先端が辺戸岬
モヤっていなければその向こうに与論島が見えるんですって。
この日は見えませんでしたが次の日、別の場所から与論島は見えましたよ
大石林山の麓で何かを発見
息子が指さす先には・・・・
なんと
野生の豚ちゃん。 イノシシですよ
人間を見ても全く慌てる様子もなくのんびりと虫食べてました
北部を走っているとそこら中に
”ヤンバルクイナにご用心”的な看板があります。
雨上がりの朝にはよく見られるそうですが、私たちはヤンバルクイナ保護センターに行ってみました
保護センターにいたのはヤンバルクイナのアイドル”キョンキョン”
保護センターで生まれた中でも人目にも動じず、むしろ自らこんな風に人前でポーズをとるこの子がアイドルとして選ばれました
神経質なヤンバルクイナとしては珍しいんですって。
絶滅の危機に瀕していますが、国を挙げて保護活動をした結果徐々に数を増やしています。
例えば最大の敵のマングースを北部に入れないため、名護を境に大々的なフェンスを設置。なので北部にはマングースがいないんですって。
ブラボ――――
ここは海からちょっと入った北部のとある川
海のすぐ横ですが、一見海とは完全に切れてるんですよね~
ここで川遊び中~
な~んにもいません
やっと見つけたのがこの子
カエルちゃん
な~んもいないと思っていたら・・・
石をめくってみたら、いるわいるわ
手長海老、たぶんスカンピですよ イタリアンでは高級海老
ちょっとニョロニョロしているのは、あとで地元の人に訊いたら
な、なんと”うなぎ”の子どもでした
もちろん、この後ぜ~んぶリリースしました~
北部は沖縄の濃厚な文化がまだ脈々と生きています。
ホテルの近くの小さな集落にも行きました。
ホテルにはその集落に入るための注意書きが大きく書かれていました。
①、村人にカメラを向けない事
②、村の中で騒がない事
③、集落の秩序を守る事 等々です。
時間が止まったような静かな集落でした。
ちょっと身構えて入りまいたが、村の人は穏やか~でした。
そんな何もない北部ですが、信号もない国道を走っていると
突然仰々しいほどの警備員がずらりと並んでいる地区がありました。
立て看板をみると”ヘリパッド建設反対”と。
反対派を警戒する米軍の警備員だったみたいです。
こんな山の中にも・・・・とちょっと驚愕しました。
それが現代沖縄です。
タイムスリップした沖縄と新しい沖縄が隣あっている・・・・・・
そんな不思議な沖縄北部でした・・・