昨日は浅草で江原啓之さんのヒーリングタイムという
公演がありまして、行って参りました
この公演、前半は魂の視点からの人生の話を面白可笑しく
BGMは日本を代表するリュート奏者高本一郎さんのリュートの
音色を聞きながら
リュートの音色って実にいいんですよ
後半は会場の観客からの質問にその場でバンバン答えて行きます。
これが本当に興味深いんです。
”真のスピリチュアリストは徹底したリアリストであるべき”と
常日頃言っておられる江原さんは”夢見る夢子さん”的な質問には
笑いを交えてバッサリ切り捨てますよ~
例えば
質問者”友達の念が強いみたいで、それがぁ怖くってぇ”
江原さん”はぁぁぁ念ないないんなもの。友達から
念を飛ばされるような心あたりあるわけ”
質問者”あ、それは無いんですけど、でもなんかぁ感じるというか・・・”
江原さん”覚えがないなら堂々としてなさいよ。
気のせい気のせい”
質問者”あ・・・、でも・・・・、えっと・・・”
江原さん”なにえないって。そうやって気にしてるから念が
まとわりつくような気がするわけよ。わかる念なんてない以上”
また別の夢見る夢子さんのご質問
夢子さん ”霊感が強いという友人がいて、悪い霊が視えるとか、
ここは良くない場所とか、あなたの悪いものが乗り移って気持ちが悪く
なったとか言われて、
どうしたら良いでしょうか・・・”
江原さん ”悪いものが移ったじゃぁ捨てちゃって~って
言えばいいんじゃない”
”とか自分で祓えないの弱いんだね~って言ってあげて”
と、まぁスッカーーーとするアンサーもある一方、
霊視を入れてとても丁寧にでも深刻になり過ぎずに質問者さんに向き合って
いらっしゃいまいた。
涙腺がうるうるくる質問内容もありました。心に残ったものを
いくつかご紹介します。
ある質問者さんは20歳の息子の事で悩んいますというお父さんから
でした。
質問者さんはお子さんが小さい頃離婚されご自分が引き取って育てて
来られました。
が、その息子さんが非常に利己的でとにかく損得勘定でしか人と関わ
らないそうです。
自分の得になる人に対しては良いけど、自分の得にはならないまたは
自分にとって耳障りな事を言う人に対しては激しく攻撃するそうです。
祖母に対してもお金を巻き上げたりとそんなことをします。
このままでは将来事件を起こしそうで心配です。
先日受けたメンタルテストでも不安定さが表れていたし、
自己愛性人格障害だと思われます。
今後自分はどう彼に関わって行けばいいでしょうか?
と深刻なお悩みでした。
江原さん、ちょっと無言で・・・(既に霊視体制と思われます)
”なんだっけ自己なんとか・・・、自己愛性人格障害だっけ
それは医師が診断したの”
質問者さん”あ、自分、医者です・・・”のお応えに
江原さんぎょっとしておどけてずっこけまして会場内爆笑。
続いて、”僕、この息子さんそんなに酷いとは思わないんだけど・・・。
今どきの若い子ってこんなもんじゃないの”
会場に向かって
”ごめんね、こんな事聞いて。皆さんのお子さんでどうしようもない
バカ。とか自分が20くらいの時は人に対して傲慢だったって言う人
いる居たら手をあげてみて”のご質問に
私、思いっきり手をあげました
手をあげている人だらけでしたね。
江原さんご自身、思いっきり手をあげてます。
そして江原さんがこの方のご家庭の歴史を語り始めました。
この方、再婚もされてます。
江原さんが言うには、お父さんも再婚された新しいお母さんもとにかく
理性的。
”理性的過ぎるの。なんでも理詰め。言ってることは正しいんだよ。
正しいんだけど理詰めなの。愛が息子さんには感じられないの。
温かみが無いってゆうか。
正しいから息子さんも言い返せないの。
でもさ、正しいからって言えばいいってもんじゃないでしょ。
冷たいよね。
違うの問いに医師のお父さん”そうですそうです”
それで、息子さんおばあちゃんにも新しいお母さんにも攻撃するけど、
お父さんにはしないでしょ
お父さん”そうなんです”
それはお父さんを尊敬してるの。お父さんに認められたいの。
っていうのはお父さんさ、この息子さんの面倒スッゴイみたじゃない。
沢山遊んであげたよね。
相談者”・・・はい。でも私以外には冷酷で、それが心配で心配で。”
江原さん ”お父さんさ、もう少し息子さんを信じてあげられない”
相談者”信じたいんですけど、今までの言動をみると・・・・”
江原さん”時間をもう少しあげて。まだ20歳だよ。”
江原さん”・・・・ってゆうかさ・・・。あ~、どうしよう。ドクター相手に。
う~ん、正直に言っても良いあ~でも・・・・、良いのかな
良いよね”
相談者”あ、はい。良いです”
江原さん”言いにくいんだけどさ、あなたのお母さん。息子さんのおばあちゃんね。
この方、今の息子さんの行動と全く一緒。徹底した利己主義者。
息子さんが小さい頃はもの凄く厳しい。もともと支配的。
あなたもそうされたでしょだからわかるでしょ”
相談者”その通りです。”
江原さん、ちょっと声を小さくして”あなたの離婚だってこのおばあちゃんじゃん”
相談者”・・・・(小さい声で)そうですね・・・”
江原さん”息子さん、みんな見て知ってるよ。孫である息子さんにお金あげて
その後にあなたに愚痴言ってそれであなたが息子を叱るの。
それで息子さん思うの、なんでおばあちゃんの言いなりになるんだよって。
でも、息子さんあなたを尊敬してるからあなたには言わない。でも思ってるよ”
さらに江原さん、苦笑いしながら・・・、
”このおばあちゃん、占いが好きね~”
相談者”そうなんですそうなんです”
江原さん”占いの結果がこうなってって言って家族を支配してきたでしょ”
相談者”その通りです”
江原さん”しかもこのおばあさん、特定の占い師ではなく自分の都合のよい
答えをくれる占い師を渡り歩いてるね”
相談者”なんでわかるんですか・・・・”
江原さん”そうやって家族を支配してきて、そんなおばあちゃんにあなたは
頭が上がらない。息子さん、それも全部わかってるの。
家族だけど誰も家族じゃない状態なの。
理屈じゃないの。息子さんの心の中、冷えてるよ。お父さんの暖かさだけが必要。
昔みたいに一緒に旅行行けばいいよ”
相談者”昔は良くいったんですよ・・・・。なんでわかるんですか・・・”
江原さん”この子、頭も良い子。大丈夫だよ。
ちょっと時間をあげてね。”
おばあちゃんはホッときなさい。昔自分がまいた種がかえってきてるだけ。
自分が蒔いた種は自分が刈り取るの。
そして最後に”この会場にいる人みんな自己・・・、何だっけ
自己愛性人格障害それそれ。みんな自己愛なんたらだわ”
会場、暖かい笑いに包まれました。
相談者のお父さん、最初とはうってかわって澄んだ声で
”ありがとうございました”と言っておられました。
もう一つ
相談者は5年前にご主人がくも膜下出血で倒れ自宅介護をされてる方。
ここにきて高齢のお父様も倒れてしまい、そちらの介護がしたくでも
出来ず、どうしたらと悩んでおられました。
江原さん、霊視モードで
”スッゴイ頑張って来たじゃないですかこれ以上は無理ですよ”
相談者”はい、無理です。でも父の事が気がかりで申し訳なくて・・・
でも、本当に時間もとれなくて・・・(泣く)”
江原さん”そうは言ってもやるべき手続きはあなたがやったじゃない、
それで十分。お父様もわかってるよ。幸せだよこのお父さん”
さらに霊視モード
”手続きとかすっごい大変なんだね。
いちいち確認を求められたり、大変だこりゃ”
相談者”そうなんです・・・。”
その間色々江原さんとやり取りが続きます。
江原さん”スッゴイ大変だと思う。並大抵の事じゃないことををあなたやってますよ。
でも、大変だけど充実してるでしょ”
相談者”してます”
江原さん”そうなんだよね。本当にやるべきことをやっていると魂って
充実するの。”
”その証拠にあなた元々体弱いでしょでもここ5年病気知らずだった
でしょ”
相談者、ちょっと考えて”ホントだ病気になってない”
江原さん、にっこり笑って”ね。そうなの。一生懸命やっていると助けってあるの”
二人のやりとりは会場内の客席と舞台上からなので相談者の表情は
分かりませんが、声の力強さが明らかに変わって来てます。
最初は蚊が泣くような声でしたが今は凛とした声色です。
江原さん”あ、そうだ最後にこれだけ言っとく。
早食いはダメだよ”
相談者”へ は、はやぐい。。。ですか・・・”
江原さん”そう、早食い”
相談者””
江原さん”忙しいからなのかな早食いと言うか、ながら食い”
相談者”あ”----”
江原さん”よく胃がゲフゲフするんでしょそれ早食いのせいだよ”
相談者”はい、はい。します、しますそうなんですか”
江原さん”そうだって言ってるよ”
相談者&会場の観客”・・・・(誰が)”
江原さん”気を付けないさいってお父さんが言ってるよ”
相談者、涙で絶句してました。
さらに、現実的な話、いづれこれを乗り越えた先の事を考えてね。
今は介護と言う生き甲斐があるけど、それがなくなった後の事を
考えなさいねと。
相談者”わかります、それ。きっと空っぽになると思う”
江原さん”今の経験を生かさないと。それを今から考えとかないと”
と言う言葉で締めくくりました。
他にも勉強になる相談が山盛り。
そして、ライブだからこそ言える
”誤解を恐れずに言うなら・・・”と言う世の中を動かす裏の力の話や
芸能界の実は。。。。的な話が沢山聞けました。
お陰ですっかりパワー充電完了しました
江原さんの講座にも行かせて頂いてますが、こちらはかなり
辛口で講義そのもの。
公演会は実際のお悩み相談に答えたり素敵な音楽や歌もありで
エンターテイメント性があります。
また、来年チケットが当たりますようにとスーパームーンに向かって
祈っていました