「自分にとって大切なことはなんだろうか。」

「自分の人生の最期はどうありたいか。」

 

そんな話をしたことがありますか。

 

全ての人が平等に迎えるものは命の終わりですが、そんな自分の最期について考えたことがありますでしょうか。

 

でも考えるって具体的にどう考えればいいの?と、そんな声も聞いたことがあります。

 

もしバナカード

 

ご存じの方もいらっしゃると思います。

 

もしバナカードは、あなたと大切な誰かが「もしものための話し合い」をする、そんなきっかけを作るためのカードゲームです。

 

元々はアメリカ発の「GOWISH GAME」を日本語に翻訳され、グループで使えるためのルールを考案されたもので、医師が開発したものです。

 

もしバナカードは36枚のカードが入っていて

「自分の人生を振り返る」

「誰かの役に立ちたい」

「死生観について話せる人がいる」

「人との温かなつながりがある」

「いい人生だったと思える」

「家族と一緒に過ごす」

「怖いと思うことについて話せる」

「機器につながれていない」

などと様々なカードが入っています。

 

ゲーム方法はいくつかありますが、一つご紹介すると

①     手持ちの札を5枚取り、中央に裏返しにおいてあるカードの山から1枚取る。

②     手持ちのカードより大切なことだと思うカードを選ぶ。2回目以降はパスしてもOK.

③     カードの山がなくなるまで行う。

④     手元にある5枚のカードから3番まで優先順位をつける。

⑤     皆で選んだ理由、捨てた理由を話し合う。

 

以前妻とこのゲームをしたときに、お互い知っているようで、想像もしなかったカードを残していたことが印象的でした。

 

相手の考え、気持ちについて知ることが出来るだけでなく

普段話さない価値観、死生観を深く掘り下げ、それを他者に語ることで、より深めることができ、家族で大切なことについて話し合うことが出来、とても魅力のあるカードだと思いました。

 

大切なご家族と、また職場での研修やレクリエーションなどにもおすすめです。