ワイルダーならどうする? | 本日も遊日和

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キャメロン・クロウの根性に敬服!

ぶ厚いんですよ、本が。
だから重くて中身もびっしり。
インタビューのキャメロン・クロウの「ビリー・ワイルダーという人間の考え方をすみからすみまで書き残そう」という強い信念が伝わってきます。
ビリー・ワイルダーは私が世界でいちばん好きな映画「お熱いのがお好き」を撮った監督。
ちなみに2ばんめに好きな映画もビリー・ワイルダーの「情婦」(またの題名を「検察側の証人」)。

インタヴュアーのキャメロン・クロウも映画監督です。
この方の作品「シングルス」も好きな作品。
クールで可愛くて粋な映画でした。
クロウは記者出身だそうで冷静な目で、でも暖かくビリーワイルダーとの対談をすすめていきます。
なみなみならぬ情熱で・・・。
たぶん彼はすごーくビリー・ワイルダーの映画を愛している。
そしてこのインタビューを歴史に残すつもりで取り組んだのでしょう。

事実、この本は映画史の貴重な財産になると思います。