ドリームガールズ | 本日も遊日和

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美人とソウルフルな歌が相容れない理由?

60年代を代表するグループ「シュープリームス」がモデル。
ダイアナ・ロスにあたるディーナ役のビヨンセの美しいこと。
スタイルも容姿もパーフェクトです。本当にスター中のスターですね!
でも・・真のヒロインはエフィ・ホワイト役のジェニファー・ハドソンです。
(アカデミー助演女優賞受賞おめでとう!)
若い頃の力にまかせた歌い方、試練を経てからの円熟味をおびた歌い方、どちらも素晴らしい♪

この映画を見て美人とソウルフルな歌は相容れないのではないかと感じました。
だって心を振り絞るような歌は顔の造作に構っていられないはずだから。
美人は意識が人にどう見られているかにいってしまい、われを忘れて歌うことができないのでは?
そして知らず知らずのうちに顔が乱れることを制御してしまう。
観客も彼女のスタイリッシュな美しい姿を見たいのであって、きれいな顔がくずれてまで歌って欲しくない・・・。
それほどビヨンセの存在は「夢の女」なのです。

ビヨンセもジェニファーも心の叫びをバラードで歌うシーンがあります。
歌の差は歴然としています。
歌って「ハートにとどくか、とどかないか」だけなのですね。
一番、難しいことだけど。