朝、目が覚めると、
薄暗い部屋の中で、家族の寝息があちこちから聞こえてきて、
あー、幸せだなぁ〜、って、
かみしめる。
今日も、
夫がいて、娘がいて、息子がいて、私がいる。
当たり前の朝をお布団の中でぬくぬくしながら味わうこと。
これが、いつも私の至福の時。
団地でね、狭いうちだからね。
家族との距離がすごく近いの。
昔、まだ学生の頃、三浦綾子さんのエッセイ読んだ一文が、「狭い家はいいな〜、どこにいても貴方の顔が見えるから。」って、新婚の綾子さんが喜んで夫の光世さんに歌うように甘えていた、という話で、
私それ読んだ時に、
あー私も家族ができたら、
顔を見なくても玄関から部屋に篭れるような家でなくて、狭い家で家族とわちゃわちゃ触れ合って暮らしたいなー、って憧れていた。
娘が2歳の時に、この家を選んだのも、決め手が、
「ここは狭いから不良や引きこもりがいないよ。だって引きこもる部屋がないから。かならず家族の顔見ないといけないし、喧嘩していても、ずっと気まずくもいられないから、問題児がいないのよー笑」
という、その団地に住んでいる女性の一言だった。
あ、あと、部屋のベランダの真前に、桜の木があったことが、トドメの一発❣️🌸🌳
贅沢でしょ🌸🌳
あー、幸せだなぁ。
狭い家はいいな、
狭い家はいいな、
いつでも家族の寝息が聞こえる距離にいられる。
廊下も狭いから、朝なんか家族も何度も体が触れる。
シャイな娘とも、
思春期の息子とも、
ふーん族の夫とも、
否応なしに毎朝どっか触れ合う。
うん、やっぱり、
狭い家はいいな。
おふとぅんの中からお届けします。笑
今朝の至福タイムでした。♨️