高校生になる息子に言ったこと。 | 鉄子さんぽ♫〜人生は旅こころ〜

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鉄道とさんぽと宝塚が好きな、
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一歩歩けばコレ旅こころ。日々の心の旅と、ライフワークである鉄子さんぽのレポなど、リアルタイムで興味があることを、フリーダムにランダムに書いています。よろしくね。

こんにちは、コノハナです。


雪山の雪崩事故、とてもショックでした。

ベテランの教師、
過去の成功体験、
今までは無事故。

こういう条件が揃っている時にこそ、
驕りはないか、
油断はないか、
あの時大丈夫だったから、
という安易な気持ちはないか?

そういう

今、の状況はどうなのか?
今、これが必要なのか?

という、毎瞬ごとの判断を、前提なしのまっさらな気持ちで、自分もできているだろうか?
と、考えさせられました。


辛いのは、学生達に、選択肢がなかったと思われること。

当日、指導者についていくしかないという状況だったこと。疑問を持った学生もいたけど、言えなかったということ。



セウォル号の時の、現場待機というアナウンスに従って、多くの命が犠牲になったことと、共通している辛さでした。


で、これから高校生になる息子に言いました。

「先生が言っていても、友達みんなが言っていても、もし本当に怖かったり行きたくなかったり、したくない!と思ったことは、お腹痛いとか嘘ついてもいいから、自分の直感を信じて、自分を守っていいよ!ここにいろ!と言われても、絶対無理!と思ったら、一人でも逃げ出してもいいよ!本当に自分の身を守るのは、自分だからね!」

と。


ふと、


これは全てに通じることかもしれないな、と思いました。

自分の命を、生活を、誰かの指示や、大勢の行く通りに、任せてはいけないって。

小さな選択の自由を大切に守る強い意志が、
身近な生活を守ることとか、
原発の安全神話を疑うこととか、
国や文化や時代によって簡単に違っちゃうような常識とか、
政治とか戦争とか正義とか、

全部全部、
一度まっさらにして、考えてみませんか?





そんな教訓を、
忘れないようにしたいとおもいました。


どうかどうか、
彼らの犠牲を無駄にしないためにも、
自分を誰かに託さないで大丈夫なんだよってこと、これからの子供達には、ちゃんと教えてあげたいのです。



ご冥福をお祈りします。