2022/1/22 参拝ブログ

伊弉諾神宮

(兵庫県 淡路市多賀)



淡路島参拝、

ラストは、

淡路国一宮、伊弉諾神宮。




風格のある狛犬様がお出迎え。


御祭神
伊弉諾尊
伊弉冉尊


イザナギ様が、淡路島多賀のこの地に
『幽宮』を構えて余生を過ごされた
と言われています。


昨年来た時は、コロナ対策のため、
この長い参道の真ん中にパーティションが
立てられて行き帰りの導線が分けられてました。

あの時はまだコロナも不明なこと多かった
もんね。



由緒書


放生の池
の橋を渡り、いざ参拝🚶



拝殿前の狛犬さん。


拝殿。


拝殿前の灯籠。
一つ一つ丁寧に見ていたら、
妻においていかれるというねー


祓殿。
本殿側に繋がる形で渡り廊下があります。



左側から本殿。


左側つきあたりに、

竈神社
奥津彦命・奥津姫命
根神社
素戔男尊

またしても妻は、竈神社で
「おいしいものが食べられますように」
とお願いしていました(いやいや👋)

ただ毎日水回りも綺麗にしている妻なので、
許してくれますかね😅


本殿裏。
拝殿前は人も多いですが、
ゆっくり手を合わせたい方は
こちらがオススメですね😃



住吉神社
鹿島神社
イザナギ様、イザナミ様にとっての
側近の神様ですね😀



神馬。



左右神社

御祭神
天照皇大神
月読命

伊弉諾神宮には、
イザナギ・イザナミ様の家族

ワカヒメ様、アマテルカミ様、
ツクヨミ様、ソサノヲ様

それぞれ神社があります。



ホツマツタヱの3アヤ(3章目)
の題目は、

「ヒヒメミヲウムトノノアヤ」
(一姫・三皇子産む殿の綾)

それぞれの生まれた場所も記されています。

ワカヒメ様→ツクバ(筑波山)
アマテルカミ様→ハラミ山(富士山)
ツクヨミ様→ツキスミ(九州)
ソサノヲ様→ソサ(熊野)

そこで、古事記でも記されているように
天地にならい、世継ぎを産むために
儀式をする場面や
各地で言葉や農耕、教えを伝えて
国を治めていくのが描かれています。


この中で、アワチ(淡路島)での
世継ぎを生む儀式をした
ヒヨルコ(流産?早産?)の話も出てきます。


伊弉諾神宮、名所。
御神木、夫婦の大楠。


寄り添う立派な楠。


そして、その御神木の下に、
ワカヒメ様。

岩楠神社
蛭子命


境内まわる間、御祈祷の太鼓と鈴の音が
続いていました。




年に一度、毎年のご挨拶。
気持ちよく参拝させて頂きました。
感謝😌


ホツマツタヱの3アヤ
「ヒヒメミヲウムトノノアヤ」
(一姫・三皇子産む殿の綾)
の初め、

タカマの会議の後、ツワモノヌシの

「二尊(イザナギ様イザナミ様)の子は、
一姫・三皇子の4人ですが、
社殿が5つあるのは、なぜですか?」

という問いかけに、住吉の翁(カナサキ様)が
答えるところから始まります。



そして、最後、このように締められています。

※カタカナ五七調がホツマツタヱ
  (訳、解釈)

ツクシウム   ヒヒメミヲカミ
(お生みになった一姫と三皇子に御心を尽し)

ウミテヨノ   トミタミノミチ
(また、世の中を建て直して、君や臣の守るべき道理や)

トノヲシエ   サカリモトラバ
(国を治める法に逆らったり、従わなかったりした者は)

ホコロバス   コノフタハシラ
(矛によって罰しました。この二尊が)

ウムトノハ   アマノハラミト
(皇子達を産んだ殿が、ハラミ山と)

ツクバヤマ   アワチツキスミ
(筑波山、アワヂ、ツキスミ、)

クマノナリケリ
(熊野の五つだったのです)



天地の節理を大切にし、
天(タカマ)と地(民)を結ぶため、

胎児と母親を繋ぐエナの役割のように、

アワウタ(言葉)を教え、
農耕など生きていく術を供にし、
人と繋がり生きていくためのルール(罪と罰)
を説いて各地をまわられたことが

ホツマツタヱ3アヤには記されています。


ワカヒメ様、アマテル様、
ツクヨミ様、ソサノヲ様、

それぞれ産んだ四殿と同じように、
ヒヨルコを授かった、このアワチの殿を
大切に思い残されていたのでしょうか。

そして、晩年に

世継ぎのこと、国のことを思い、
イザナミ様と共に尽くした日々、

その頃を振り返りながら、
この地で過ごされたのでしょうか。



伊弉諾神宮、御朱印。








天地大明神、

はじまりの島、


淡路島参拝。


お読み頂きありがとうございます。