2021/5/31の参拝ブログ

日岡神社・日岡御陵 ( 兵庫  加古川 )



前回、神門をくぐり、居屋日岡神社に行ってテンション上がったところまでに1話を使うという……。


いい大人が神社に行って、気持ちはしゃいでる感…


すいません。





日岡神社(本編)です。



御祭神
天伊佐佐比古命(あめのいささひこのみこと)
配祀神
豊玉比売命、鸕草葺不合命、
天照皇大御神、市杵島比売命、

天伊佐佐比古命は、記紀には見当たらない方です。吉備津彦命ともいわれていますが、定かではありません。


日岡御陵
景行天皇妃、稲日大郎姫命(いなびのおおいらつめ)のお墓とされています。

日本武尊のお母さん。


景行天皇妃の稲日大郎姫命が、双子の皇子を身ごもった際に天伊佐佐彦命が安産を祈願して、無事に出産できたという言い伝えがあるみたいです。

その双子のうちの1人が日本武尊。

なので、こんな感じのキャラ達。

ただ、天伊佐佐彦命と稲日大郎姫命の関係についても記されているものが、見当たりません。
親子なのでしょうか。


手水舎。


御神木。


このまわりに絵馬やおみくじを結ぶ場所があるんですが、立ってみるとなんか納得感。

ご利益ありそうというか、あったかい包容力のあるようなそんなオーラがありました。



御神木から見たお社の横顔。
一番高い本殿から段々に連なるお社が、なんとも見ごたえのある景観です。


いざ参拝。



拝殿との間のこの場所。
ご祈祷を待たれている方が、座られたりしてる場所なんですが、

ここも前回の居屋日岡神社の拝殿前と同じく、
本殿側から、ふわぁーと風が吹き抜けるんです。

しばらく何も考えず、その風をただただ浴びさせて頂きました。


この日岡神社、天伊佐佐彦命が安産を祈願した言い伝えから、安産祈願や産まれた後のお礼参りに来られる方が多く、

この時も2組のご夫妻が来られていて、ご祈祷が始まり、それもまたありがたく。





左手から見る本殿。



本殿左手の境内社、
奥から、蛭子社、天満社、稲荷社。



本殿右手の境内社、
高御座社。

この日岡から2駅ほど距離はありますが、西に行くと、播磨富士と言われる高御位山があります。

その頂上にあるのが、この高御座神社。




この高御位山も最近ご縁を頂いてよく登っています。

なので、しっかり御礼をお伝えしてきました。



前回、妻と来た時も安産祈願と御礼参りの方を多く見ました。
御礼参りの方の中にはご家族で来られていて、孫をあやすおばあちゃんの姿や、
旦那さんが1人古札を返しにきて手を合わせているのも見ました。


自分は神様の声を聞けたり、何か見えるわけではありません。
御祭神が書かれている方か、そうでないかわかりません。

それでも、子が無事に産まれてくることを祈り、そして、産まれた後に感謝してその子と共に笑顔でまたご挨拶にくる。

代々そうして来たからか、言い伝えからか、わかりません。

でも、それを繰り返してきた場所に、清々しい綺麗な空気が流れているのはまちがいなく感じるわけで。

そして、ここにいる神様はおおらかで優しいであろうことも。

そんな見えるもの見えないものの間で、気持ちよく洗われる場所でした。

感謝。



次回は、日岡神社(日岡御陵編)です。