こんにちは、ママ目線のお金と保険アドバイザーマネラボ+の式守しおりです。
あまり自覚しなかった今回の病気ですが、保険のプロとして良い経験をしたなあとつくづく思います。
まとめると、
診断名:卵巣嚢腫(左右)
手術名:子宮付属器腹腔鏡下摘出術
入院日数:6日間(大部屋)
なんですが、費用はこれだけでなく検査時からかかっています。
術前検査として、
・超音波検査
・血液検査
・心電図
・レントゲン
・MRI
これらで約26,000円の自己負担。
入院と手術費用で約90,000円の自己負担。
大部屋だったので差額ベッド代は入っていません。
自己負担額としては食事代は含まれています。
あと「限度額適用認定証」を入院時に提出したことで、高額療養費の自己負担額上限までしか支払っていません。
高額療養費制度とは?→全国健康保険協会のHPより参考
これがないと、後で戻るとしても15万円以上の負担になっていたと思います![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
我が家の場合は仕事柄、制度を使う事をまず考えて準備しておいたので、まずはこの認定証を発行してもらう手続きをしました。自宅に届くまで約1週間です。
これを持って入院手続きをすると、相当スムーズ![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
この制度、ぜひ覚えておいてくださいね。
あとは細々した費用です。
例えばバスタオル・パジャマ代(レンタル指定で約2,000円)、おやつ、テレビカード代、お見舞いの駐車代、お見舞いのお返し費用、退院後の外食代、などなど。
普段はお客さまにこういう費用をお伝えしているのに、いざ自分が経験するとなるとやっぱり不安だらけです(笑)
で、やっぱり一番気になったのが
自分が入っている保険でいくら出るのか。
手術の方法によっては金額も違ったりしますが、今回は女性の病気なので入院上乗せもあり、私の保険からは1日1万円出るようです。
ここ、代理店側としても毎回悩みどころなんですよね。
例えば、入院日額が5,000円出るという医療保険に入っていたとします。
最近では手術の給付金は定額という会社が多いのですが、そうなると入院給付金で総額が変わってきます。
入院給付金が5,000円だけだとすると、
5,000円×6日間=30,000円
手術給付金10万円
合計13万円。
トントンです。
ではこうだったら?
10,000円×6日間=60,000円
手術給付金10万円
合計16万円。
たった3万円の差ですが、されど3万円。
ここに、保険の考え方があるなあと感じました。
お金に余裕がある人はこの3万円を大した金額と感じないかもしれませんが、
我が家のように(笑)働けないリスク=収入減→生活に影響が出ると予測される場合は、
給付金の金額設定が大切。
女性の病気の場合、多くの保険会社の商品には「女性疾病特約」などといって、
基本の入院給付金のプラスいくら、と上乗せされるものが選べます。
ただこれを付けると当然、保険料は上がります。
年齢やトータルの保険料を見て決めることが多いのですが、特に子育て世代をはじめ女性には生活スタイルの変化が付きまとってきます。
・パートで生活費を稼いでいるのならその生活費が、数日休むことでも減ってしまう。
・料理や家事が全くできない旦那さんなら、入院中は外食費がかかってしまう。
・離れた病院へのお見舞いは嬉しいけど、タクシー代が結構かかってしまう。
・シングルマザーで両親も遠方、やむなくベビーシッター代が必要。
など考えると結構出てくるものです。
しかも、退院後もすぐに働いたりできるわけではないのですから、よく言われるのが
「入院日数は最近短くなってきてるし、1週間位の入院なら貯金とかでなんとかなる」
というのはあてにならない、という事です。
そう思うと、例えば月々の保険料に「女性疾病特約」を付けて500円アップ。
コーヒー代やおやつ代を1回でも我慢できれば、いざという時の生活を崩さなくて済むかもしれませんね![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)