これからの時代のキーワードとして、「義理と人情」を挙げました。「義理と人情」は前回に述べた得意先や取引先だけではなく、会社内においても大事になってきます。
すなわち、企業内においても「義理と人情」を大切にする組織運営が求められるということですね。
例えば、経営者は社員を思いやる経営をすることです。
最近は厳しい競争の元に経営があるために、社員に対してドライで冷徹な対応をしている会社が多いでしょう。
しかし、これからは社員と一体となって、社員に情のある経営をしていくのが良いでしょう。
そして、社員の側も義理を大切にしていただきたいと思います。
なんだかんだと、不満などがあるとは思いますが、給料を出してくれているのは会社です。
その恩義を忘れてはいけないと思います。
特に社長や会社の悪口を、他の社員へ言うのは止めていただきたいですね。
私はこうした社員に対しては厳しい態度を取るべきだと、コンサルティングでは指導しています。
はっきり言いますと、他の社員に悪口を言いまわっているような社員は辞めてもらったほうがいいです。
こうした社員を許すと会社の雰囲気が悪くなりますし、会社内に社長と全く別方向のベクトルを持った社員がいると経営はうまくいきません。
人情のある組織運営といっても、義理を欠いた社員については、それなりの厳しい姿勢で対応すべきだと思います。
義理と人情を大切にする組織というのは、社長や会社に対する礼を失している人に対しては厳しい対応を取りますが、正しい方向で努力している人に対しては思いやりのある対応を取るものだと思います。
結局、明智光秀(謀反をおこして主君織田信長を殺した武将)は、会社にいらないということですね。
いくら有能でも、謀反を起こすような社員を採用してはいけません。
次回は採用についてのポイントをお話しましょう。
明智光秀は会社にいらない。
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