村上龍、小池栄子の「カンブリア宮殿」にカプコン創業者の辻本憲三会長が出演していました。

カプコンは私もゲームで結構お世話になっております。「バイオハザード」シリーズ、「鬼武者」1~3は大好きなゲームです(ちなみに、「デビルメイクライ」と「モンスターハンター」は好きなゲームではありません。「戦国BASARA」をやったことはありません。すみません)。

私も知らなかったんですが、辻本憲三会長は、最初駄菓子屋を営んでいたそうです。その駄菓子屋で、綿菓子の製造機を置いたら、子供達が20人から30人並んで、喜んで10円玉を入れて綿菓子を作っていたとか。

それを見た辻本会長は、「子供達を夢中にするのは綿菓子ではない。綿菓子を作る過程なのだ」と思ったそうです。こんなことがあるんだなと感心して綿菓子の機械を全国に売り歩いたそうです。

その後、駄菓子屋に改造パチンコ台を置いたそうなんです。すると、景品がもらえないパチンコでも子供がお金を使っているのを見て、「これからの日本人はストレスを感じて、生産性のないものにお金を使うはずだ。ゲームにお金を使うようになる」と確信したんですね。


成功する人は、同じ事象を見ても、普通の人が気付かないことに気づくものですね。


それから、「インベーダーゲーム」のブームが来たときに、ゲーム機の製造販売でものすごい儲かったようです。しかし、「インベーダーゲーム」もブームが終わると在庫の山になり、借金が残ってしまったんですね。


その後は、借金を返して、ゲームセンターのゲーム機を開発製造販売したそうです。そのうち、「ファミリーコンピュータ」のブームが起きて、ゲームセンターのソフトをファミコン用に移管してTVゲーム業界に進出したらしいですね。

ファミコンの時も売れないソフトを大量に作って失敗したようですね。いつもうまくいっていたわけではなく、成功と挫折の繰り返しだったようです。


私がテレビを見て感心したのは、開発中のゲームに、素人のユーザーを使って操作性や難しさ、面白さをチェックさせているところでした。

最初はクリエーターが嫌がったそうです。素人と自分達プロは違うんだということだったんでしょう。でも、辻本会長は素人のユーザーに意見を言わせたんですね。

クリエーターの「このゲームはヒットします」という言葉よりも、たくさんの素人のユーザーに聞く方が確かな答えが得られるのだという考えだと思います。


やはり、「答えは市場にあり」ですね。



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