GWになぁ〜れば思い出す〜遥かな尾瀬〜♩遠い空〜🎵

byカリメロ


**********


今回は尾瀬ヶ原を挟んだ両サイドにある百名山『至仏山2281.1m〜燧ヶ岳2356m』群馬県/福島県の一泊二日コースです。

雑学までに・・・

①至仏山の標高ってオーストラリア大陸の最高峰『コジオスコ』と同じ。

②燧ヶ岳は東北地方の最高峰でココより高い山が無い。

知ってました?🤔

今回至仏山はGW限定コースという事もありヒップソリなどを持って来ている人をたくさん見受けました。普段降りられない登り専用コースを雪山滑走出来るので皆さん楽しんでました😊
**********

ヒップソリ滑走する斜面(GW限定)

尾瀬ヶ原と燧ヶ岳(至仏山より)


駐車場について
=======
(至仏山登山口)鳩待峠まではマイカー規制の為、手前の尾瀬第一駐車場に停車(鳩待峠までマイカーで行ける時期もあるらしいけどいつなのかは不明🌀)(至仏山登山口)鳩待峠へは乗合バスで向かいます(片道で1300円)どうやってチケットを買うのか?実は超アナログ(^_^;)早朝5時前にシャッターを開けに来て窓口があると思いきやなんと『自販機』です😅※自販機だったら夜半中買えるようにしたほうがスムーズなのに(^_^;)このご時世WEBチケットとかQRは活用して欲しいな、自販機で皆さん結構時間掛かってます💧今回皆さん朝4時から並んでました。僕は4時半から並びましたが10番目くらいでした。ぜひ事前決済やQRなど活用して頂きたいです。なお尾瀬第一駐車場の駐車料金は24時間で1000円、今回一泊二日の為2000円でした。
=======

朝の駐車場(まだ少しだけ開いてました)


☆至仏山&燧ヶ岳への登頂について☆

どちらも鳩待峠からの出発となります。至仏山にどうせ行くなら尾瀬ヶ原大湿原&燧ヶ岳両方を体感した方が良いと思います。特にGW限定コースなら雪道を滑って降りれるので楽に至仏山クリア出来ます。行きの至仏山は緩やかで登りやすく絶景です✨燧ヶ岳をクリアするなら見晴キャンプ場でのテン泊か燧小屋での小屋泊がオススメ。特に燧小屋の小屋泊は個室6畳間を1人貸切の大贅沢な小屋泊。しかもこの小屋なんとお風呂付き!もはや完全に旅館です☺️
テン泊の場合は一張り1000円で燧小屋のスグそば。テン泊の方でもお風呂を1000円で利用出来ます🥰テン場も蛇口付き水道設備があり、飲み水として可。整ってます!


豊富な水場とお風呂付きテン場ってとても嬉しいですね〜


飲料可能な水道

風呂代は宿泊代金に含まれてます



あと燧小屋はお酒が大変豊富で、キンキンに冷えた生ビール700円/缶ビール500円/ハイボール500円/缶チューハイ450円/ワインボトルも1500円+オツマミ各種たくさん、もう完全に居酒屋です🏮 酒&ツマミを大量に背負って行かなくても良かったです(笑)、なお(至仏山側)の山の鼻小屋では各50円づつ安かったかな?どちらにせよ尾瀬周辺では快適キャンプ&宿泊が出来るので関西人からすると大変羨ましい環境が整ってるな〜と感心しました☺️


あとこの時期でもアイゼンは必要!チェンスパだけでは役に立たない場面が多かった(><)スノーシューやヒップソリも活躍します!ピッケル&ストックも必須です👋


燧小屋素晴らしいです✨


☆登山ルートについて☆

1日目

=鳩待峠〜至仏山〜尾瀬ヶ原〜燧小屋=
(限定期間の為参考になりませんが翌年のご参考まで👋)
年に2週間だけのGW限定コースは鳩待峠〜『時計回り』で進みます。ひたすら最初は樹林帯を進みます。その後燧ヶ岳が右にくっきりと現れ絶景を見ながら登れます。しばらくして森林限界に出るので天候良ければ景色を見渡せる天国ロード。小至仏山にも到達しこれまた絶景、あとは至仏山頂の大絶景が待ってます。今回山頂まで3時間ほど掛かりましたが体感1時間半〜2時間の感覚でした(景色と雪のおかげかも)

山頂以降の注意点は踏み抜きです⚠️GWにもなると軟雪が覆って下が全く見えません。空洞の場合足が膝上まで埋まってしまう謂わゆる『踏み抜き』が起きます(天然の落とし穴のようなもの)私は何度もこのトラップに合い足の筋を痛めそうになりました。回避するには常に先輩たちのトレースの上を慎重に歩いて下さい(慎重にしてても1度はやっちゃうと思いますけどね〜)


GW限定コースがこれだ!(踏抜注意)


至仏山頂〜山の鼻まで降りたら山の鼻小屋で休憩すると良いでしょう。その後は尾瀬ヶ原を進み大湿原を存分に楽しみましょう♪ここから宿まではずっと平坦なので楽チンです😊 尾瀬ヶ原の中腹で時間的にはちょうどお昼頃です、ランチは山頂ではなくこの湿原で取るのがオススメ✨


ランチに適したベンチ


キレイな水芭蕉が咲き始めてる


休憩後は小屋もしくは(見晴しキャンプ場)へ到着するだけ!

※至仏山日帰りの方は鳩待峠へ戻ります。


燧小屋到着


夕食も豪華


夕食後、尾瀬ヶ原夕景をまったり



おやすみなさい💤

2日目

=燧ヶ岳〜尾瀬ヶ原〜鳩待峠=

朝は4時半と早めのスタート。燧ヶ岳への登山スタートは道がとても分かり難い印象でした。リボンも見えにくく、沢も多いので踏み抜きのリスクもあり慎重にとても時間が掛かります。


トレースが少なくめちゃ分かり難い


踏み抜きトラップ多すぎます💦


前日、下山者に話を聞いてたので、早朝かなり早めの4時半に出発する事としました。結果戻って来た時間は10時半と余裕でしたがもし俎嵓まで行く場合これくらい早めに出発されてた方が良いかも。下山後には、尾瀬ヶ原をゆっくり散策しながら鳩待峠へと戻ります。

燧ヶ岳の山肌は下から見ると雪は無いですが、山道の多くが樹林帯なので殆ど雪が溶けておらず、頂上までは約8割雪道を歩きます。溶けてるのは森林限界以降〜頂上くらいです。頂上は柴安嵓(しばやすぐら)で隣に俎嵓(まないたぐら)。俎嵓に行くには雪が付いた激急坂を張り付きながら下りていきます。これが結構急なので多くの方は柴安嵓まで、俎嵓まで行かれる方は少なかったです。もし俎嵓まで行かれる場合はアイゼン&ピッケルは必須ですので気をつけて👋


嵓〜芝安嵓の一番の急坂(ピッケル必須)


燧ヶ岳から下山したら気持ちよく尾瀬ヶ原を歩いて鳩待峠へ向かい進みます。最後の休憩所山の鼻小屋で小休憩後、鳩待峠まで約1時間半。最後のダラダラ林道。鳩待峠からのバスは1時間に1本。毎時30分の出発です。待機車も多いので結構前倒しで出発してくれます。最終は16時半出発ですので気を付けて下さい。尾瀬第一駐車場に着いたら駐車場隣りの戸倉の湯 尾瀬ぷらり館(600円)で汗を流し終了♨です(^^)


GWには尾瀬ヶ原めちゃヨキ👍


駐車場の隣に♨️あります


☆総評☆
尾瀬は南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳にすごく似てるな〜と感じました。燧ヶ岳が甲斐駒ヶ岳のように男性っぽく、至仏山が仙丈ヶ岳のように女性的です。ホント似てます(^^)

体力がある人なら至仏山終わりに燧ヶ岳までやっつけてしまうかもしれませんが、燧ヶ岳も結構キツイので無理せず一泊二日で良いかと。またもっとゆっくり出来る方は2泊3日でゆっくりしたらGW休養出来ます(^^)尾瀬は良いとこですね〜👍


燧ヶ岳(男性的)


至仏山(女性的)


至仏山に登ったとき歩きながら見続けられる尾瀬ヶ原と燧ヶ岳のフォルムに感動しまくりでした😆暑かったけど、雪があるので全然涼しいです❄また尾瀬ヶ原の広大な湿原は北海道を歩いてるかのような広大な土地と没入感🏃‍♂その後旅館のような燧小屋、アルコールも豊富😍 燧ヶ岳登山は結構しんどかったけど、登りがいある山で景色も素晴らしかったです。今年のGWはとにかく暑い💦標高が高いけど暑い💦・・・焼けました(><)でも非常に良い山行が出来たと満足してます。ちなみに今回の僕の好みは至仏山でした(^^)


今回1泊2日でこのコース歩けてホント良かったです。ゆっくり出来る方は山の鼻でもう1拍して2泊3日で下山するのも贅沢で良いですね。GWには大変オススメな限定コース、気候も環境も最高でした👍ありがとうございましたm(_ _)m


尾瀬の水は豊富でキレイです


お疲れ山でした!


PS

Rさん、今回弾丸の為、声掛けずすんません💦