ARASH【オリエンタルなビリヤニ:ラリー93stp】2021カレー211店453食
2021.12.10
■マトンビリヤニプレート ¥1,180
▷ビリヤニ
▷サラダ
▷ジャッグルジュースをチョイス
■餃子 ¥280
1年ぶりのARASHです。
元々は奥さんの実家の餃子屋さんに因んで
"いわま餃子"という店名で9年前から営まれていたのですが、ペルシャ料理メインということもあって、昨年店名をARASHと改名されました。でも、今も餃子を提供されているのが嬉しいです。ここでは、いろんなメニューを体験しました。ケバブカレーもほんと楽しみだし、もちろんケバブはとてもおいしくて、でもやっぱりペルシャ料理ならではのどっさりお肉とご飯を食べるメニューやハーブ香るスープやシチューも魅力的なのです。
でも、今日は一つ狙いを変えて訪れました。たぶん、昨年まではなかったメニューだと思います。
マトンビリヤニプレート!
大陸は繋がっていますので、ビリヤニは南インドばかりの料理ではありません。パキスタンやバングラディシュ料理のビリヤニはよりワイルドにスパイシーな力強さを感じ取れますし、ご店主ハミちゃん出身のペルシャ湾域、すなわち中東の料理になると前述したように、肉肉しさとライス、パンでシンプルに優しい、しかしオリエンタルな香りを与える料理が多くなります。ペルシャと言ったら日本人に馴染みのある国といったら、イラン、UAE、カタールあたりがよく知られていますよね。ということは、日本で文献的によく知られるビリヤニの大雑把な分類としては、きっとイランビリヤニに属するのでしょう。でも、カレーの種類がカレーの数だけあるように、ビリヤニの種類もビリヤニの数だけあるであろうと私ゴーグル仮面®︎GKは信じています。だから、ARASHなら、どんなビリヤニを提供するのだろうと興味津々で今日はきました。だいたい街中で食べるチャンスのあるビリヤニは東京であれば南インドが主だし、ネパール料理屋さんのビリヤニもありますし、時にはパキスタン、バングラディシュ料理にも遭遇します.でも、ペルシャ料理のビリヤニはなかなか体験できるものではありません。
というわけで、迷いもなしにビリヤニセットと注文しました。
ARASHのビリヤニは、ルビヤポロというイランの最高級バスマティライス使用のビリヤニ。トマトで煮込んだら柔らかいマトンとインゲンが自慢だと解説されています.ライタが特徴的で、スタヒアールという、ミントとヨーグルトをキュウリに和えたスタイルのライタということなのです。これは楽しみです。
出てきたビリヤニプレートは、インド亜大陸地方のそれよりも華やかなものでした。
それは店主ハミちゃんの工夫されたセンスなのだろうとも思います。やはり特徴的なのは、一緒に添えられたピクルスのサラダとライタです。特にライタは、今まで食べたことのあるものとは全く異なる香りがしました。
ピクルスのサラダ
ライタも見るからにペルシャ風です
食べれば口に香り広がる比較的優しい味わいのビリヤニです。フライドオニオンの存在がたまらんです。
何より、やはり西洋風に近いハーブの香りが入っていて、なるほどアジアとヨーロッパの狭間からイメージされるビリヤニなのでした。一言で言えば、
"オリエンタルな味わいです"
ビリヤニに限らず、インド亜大陸や南アジア系中東系の料理は混ぜながら食べたいものです。
じわじわと混ぜつつ、どんどん混ぜつつ、味の変化を楽しんで、最後はごちゃ混ぜを楽しみます。
いやはや美味しかった。もう少しで食べ終わるかなという時に、女将さんのいわまさんがご挨拶に見えたので、これ幸いと餃子の注文を追加しました。
ビリヤニの後に、まさかの餃子をデザート代わりに食べてしまいました。
店員さんの勧めてくれたジャッグルジュースは最後まで正体が分からなかったのですが、おそらくナツメかザクロあたりが混じっているのではないかという風味でした。おいしかったし、いい食休みとなりました。
ジャッグルジュース
おいしかったし、素敵なおもてなしで、大いに楽しませていただきました。
めでたしめでたし
ARASH Exotic Dining
03-6261-2728
東京都千代田区神田三崎町3-1-1
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130906/13155421/
ARASH EXOTIC DINING (水道橋 / 炭火焼き)
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ゴーグル仮面はマヌカハニーをおすすめしています。