HARVESTER YAKUMO チキンカレー&ZEN MEAT ストロガノフ【北の恵みと、ソイミートのあい盛り】2020カレー105175食目

2020.5.6


我が家には、レトルトカレー1つを1人では食べきれないという人間が2人もいて、お願いお父さん食べてとなった。それが、昨年のカレーアイランド北海道のスタンプラリーの景品として頂いた八雲町のチキンカレー のレトルトだった。



これを残すとは実にありがたい。昨年コンプリートしたカレーアイランド北海道2019スタンプラリーを踏破した景品でいただいたもの。お父さんの口にも入ることになった。


これだけでは足りないので書棚から取り出したもう一つのレトルトは、カレーではなくストロガノフ。それも肉ではなくて大豆と玄米から作られたフェイクミート/大豆ミートのストロガノフ。


昨今、地球温暖化ガスを自動車よりも多く排出しているとして、世界的に畜産が嫌われる方向になってきたが、それ故に、肉は食べたいけど地球環境のために食べないという人たちが億単位の人数で現れるようになった。米国ではもはや10兆円産業で、2040年には50兆円にもなるという。ちなみに米国食肉市場が約200兆円だから、フェイクミートの勢いは凄まじいものがある。


それでGKもなんでも経験だとZEN MEATのレトルト4種のセットを買った。今回はストロガノフというわけだ。


八雲町のハーベストチキンカレー は、間違いなしの美味しさだった。


八雲町は日本海と太平洋の両面に面する日本で唯一の市町村で、海のものも山のものも美味しい所だ。美味しい産物からは美味しカレーが出てくるわけだ。


それで、ZEN MEATには、フェイクミートの検証のつもりなので、よく噛んで食べた。


最初は肉のような食感なのだけど、ストロガノフがあまりにもトマト味が強くて、正直このZEN MEATそのものの味が全く分からない。でも、食感は弾力のある肉のようだ。

それを、よく噛むと40回くらい噛んだ頃からもとの弾力を失い、大豆の豆粒の皮の食感が分かるようになり、遂には大豆の風味を感じとるようになった。正直、これを積極的に食べるべき理由が分からなくなった。大豆を大豆の味で楽しむほうが健全な気がした。無理に肉のフリをすることに多大な手間隙コストをかけて、肉の味がするでもなく、肉のフリはしていて、よく噛めば大豆の味がする。観念して大豆食べようよ。肉と言わずミートと言わず、大豆の団子と言いながら、より自然な調理や味付けで食べたいと感じたのだった。


GKSDG'sを意識していて地球環境も大事だけど、そのために肉に似せた大豆玄米を食べるなら、普通に大豆と玄米を食べたいと思う派なのだな、と改めて自分の感じ方を理解したのだった。


ちょっと難しい話だったね。

でも、世界のことを知らない島国日本人という状況がおじさんは心配でならないのだよ。


おしまい