甘酒カレー[河内菌本舗] 【麹と甘酒で美味くなった逸品!】2019カレー42軒54食目
2019.1.26
Pen 2017 No.434 365日カレー天国 掲載品
Pen(ペン) 2017年 8/15号 [365日 カレー天国] 700円 Amazon |
■甘酒カレー(レトルト) [河内菌本舗]
¥600/箱×4個組=¥2,400
- Pen掲載の攻略対象のレトルトカレーだ。Pen No.434のp.119に記事があって、365日カレー天国のカレンダーでは12/18の欄にある。だからGKはなんとしても食べなくてはいけない。でも、案外手に入れるには多少手こずった。上述の通り、このレトルトカレーはとても値段が高い。世間には10分の1の値段のレトルトカレーもあるというのに、一体この値段はなんなんだ!それでも買わなくちゃと、北野エースなどを探し歩いても見つからずAmazonを頼りにしたら見つかった。でも…ここでも障害が。こんなに高いのに一つでは売ってないのである。5個組か30個組ならある。いや、俺お金持ちじゃないし、子供3人もいるし、受験生もいるし、600円のレトルトカレー一つしかいらないから。と、困ったものである。でも、いろいろ探すうちに4個組で買えるのを見つけた。(実は後で河内菌本舗のホームページなら3個から買えることがわかった(^_^;))
- 販売元はどれもみんな河内菌本舗。河内菌本舗は、鹿児島県霧島市にある九州に唯一の種麹菌を作る会社で、甘酒やら塩麹やら、麹や酒粕を利用した化粧品など、とにかく麹周りで商品を提供する会社だ。種麹屋を名乗るだけに焼酎にも関係しているらしい。
- なんにせよ甘酒カレーを手に入れた。4つも手に入れた。ああ、でも甘酒カレーだ。
本棚からレトルトカレーの箱を取り出す手も何となく消極的だった。本当に美味しいのかな。 - 温めてみた。見るからに美味しそうだ。
なんだ見た目美味そうじゃん! - それで、皿にご飯とともに盛ってみた。なんだ、美味そうじゃん!さすがオレ!
- よーし、じゃあ食べてみよう!
- なぬっ!美味いぞ!これはまぁ、だいぶ甘口でカレーのカレーライスらしい日本人の美味しいツボを見事に押さえた味がした。
欧風カレー調だけどだいぶ甘い。 - それでパッケージを見てみた。"百年続く種麹屋が作る米麹とお米だけのノンアルコール甘酒をブレンド。
さらには鹿児島の豊かな自然と麹で育った麹豚を使用"なるほど、この旨味は麹豚という良質な豚を使用するとともに、甘酒を使用することで蛋白質など各素材の成分の分解を促しながら旨みを引き出しているのだな。
- さらに原材料も見てみた。
豚肉、甘酒、ホワイトルウ、カレールウ、ソテーオニオン、砂糖、牛脂豚脂混合油……と続く。食品の原材料表示は多く使っている順に表示されるので、この表示は実に特異的で興味深い様子を見せてくれている。何しろ原材料表示の2番目に甘酒が記されている。しかし、食べた時には甘酒独特のアルコール臭や匂いをまったく感じさせなかった。説明にもあった通り、ノンアルコール甘酒をブレンドしていて、それ故に酒粕独特の嫌味を感じさせないことに成功している。甘酒も和製スパイスの一つに数えられるね。これはなかなかの技ありですぞ。 - そして、成分表示の6番目に砂糖が登場することも注目だ。このカレーはだいぶあまくて、それも嫌味のない柔らかい甘みで美味しく仕上がっていて、GKも食べながらもっと食べたいと思って、皿を舐めるかとばかりにスプーンを這わせて綺麗に食べた。つまり、この砂糖はよい演出なのだと思う。
- それやこれやで、とにかくこのカレーは思っていた以上に随分と美味しかった。河内菌本舗では、甘酒カレーは"ハレの日に食べたいお祝い気分のカレー"と称している。
- 騙されたと思って一度食べてもらいたい。そんな風に思ったなかなかの逸品レトルトカレーなのだった。
めでたしめでたし
河内菌本舗ホームページ
https://www.kawauchi.co.jp/products/food/amazakecurry.html
--------☆☆蛇足☆☆--------
実は、甘酒カレーを食べて、箱の表示を見たりしている瞬間にも、大坂なおみは全豪オープン決勝を戦っている最中で、家族はみんなテレビに釘付け。パパだけがカレーに集中しようと努力しつつも、大坂なおみを応援するのだった。
大坂なおみちゃん、優勝おめでとう!世界ランキング1位おめでとう!