第1章 天空 Teqoo Bourbon&Curryの夜】 2018カレー3134食目

2018.1.16

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お昼に大阪天満宮の表参道でガネーシュンのカレーを堪能した日、新大阪から16:03ののぞみ34号に乗った。

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日々なんでもスタンプラリーで、カレーのスタンプラリーに勤しむ姿ばかりがこのブログでは目につくかもしれないが、小生にとっては仕事もスタンプラリーみたいなもので、時になかなか営業日に訪れることのできないカレー屋に戦略的に営業日へのアプローチを試みるように、なかなか会えない顧客へアプローチする仕事の営みもスタンプラリーだと感じる。このスタンプラリー好きの性分を自己のうちに有しているうちは将来も"終わった人"にならず、何かの達成を追い求める人生を楽しめるのではないかという気がしている。だから、この日もピンポイントをつくように朝一番に都合のあく社長さんを訪れて、初めて訪れる2店舗の猛烈に美味しいカレーを次々と平らげて、またとある問屋の女性営業マンを訪れてはカレーと神農さんのおみくじの話題で笑わせて、また別の問屋では老練な営業マンと互いの笑顔の満面ぶりを競ってますます笑って大阪を後にする時間に至った。この1日を走り抜けて淀屋橋駅で15:30頃の御堂筋線に乗った。


今日は、あとは夜のカレー屋へ行くだけだ。


19:25には仲間たちが十条駅改札前に集まった。ぞろぞろと5分ほど歩いて行くと、そこに愉快な看板が目に付いた。


"気まぐれにOpen 天空カレー"

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ご店主がせっかくだからと看板を裏返してくれた。


"十条ゴールデン街 天空BAR"

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なるほど自分の印象ではBARという印象が強い。バーボンの店でカレーも出ると。でも、店主は状況に応じて看板を裏返すことができる。カレー屋の時はカレー屋だし、BARのときはBARなわけだ。ゴールデン街というノリも嬉しい。


神田カレーマイスター8人が期待に胸を膨らませて並ぶ。ご店主は慣れた様子でどんなお酒が好きか、どんな気分かと尋ねては、では貴方にはこれが相応しいとそれぞれに異なるバーボンのボトルをカウンターに差し出す。

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沢田研二の歌うフレーズに"バーボンのボトルを抱いて♪"という有名なフレーズがあるけれども、この店では誰もが自分のためのバーボンを体験できる。


僕は縁起のよいバーボンがいいと言ってみた。すると彼はならば今日はこれがいいと、Blanton'sを差し出した。

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ボトルの頂きて前に突き進む競走馬の姿ばかりが正に僕の縁起を占うが如きだ。今年は戌年かもしれないけど自分が午年であることを思い出した。
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バーボンで乾杯し、最後までいろんなバーボンを楽しめる。

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その間にこの日のために用意してくれたいくつかのつまみを楽しんで酔っ払いの会話が盛り上がるうちに店主はカレーを支度してくれる。

第2章に続く