最近のニュースで一番喜ばしいことは大谷選手のホームラン王が決定したこと。

他の選手の追い上げもあってどうなるかと思ったけど、大谷選手の44本に39本までと及ばなかった。怪我で途中降板になったのに44本はホントに凄い記録だったんだね~

大リーグには私なんか知らない凄い選手が一杯いるみたいなのに、

その中で大谷選手の今年の記録は信じられない程凄い。

こんな日本人選手に生きている内に出会えて本当に幸運だ。

彼と共にこの時代を生きる若者は本当に羨ましい。

そんな吉報にウキウキしている時に、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」

教えてくれるのは、いつも子どもたち 〜少年野球監督 辻正人〜

初回放送日: 2023年10月4日

移住してでも通わせたい!滋賀県に全国から子どもたちが学びにくる少年野球チームがある。練習時間はほかのチームの半分ほど、参加自由、指示は一切なしのノーサイン野球、型破りな教えで全国大会を連覇、世界大会をも制した。率いるのは、辻正人(55)、公務員のかたわらほぼボランティアでの活動を35年、休むことなく続けてきた。勝利に固執し真逆の指導にのめり込んだ過去。白球と子どもたちとの夏。もうひとつの甲子園。

 

という番組を見た。彼は最初は監督が一々指示し教え込む野球をやっていた。

それが、子供自身が考える野球に切り替え、自発的に行動する楽しさを身に着けていった

子供たちは強くなっていったという。高校野球なんかを見ていると監督の指示待ちなどは当たり前のようにTVに映されているが。対照的な指導で、大谷選手の「野球は楽しい」の発言を思い出した。自分で考え行動することはそう簡単なことではないけれど、習慣的に身に付けていくことは教育の目指すところでもある。当たり前のことなのに、今更にこんな番組が放送されること自体、まだまだ教育は指示待ちで自ら考えない人間を醸成しているんだと感じる。自身の子育てを考えても、親の言うことをよく聞いていい子だという考えがあったことを恥じなければならない。それでも何だかんだと心配で干渉したくなる親バカである。

 

いいニュースがあれば、悪いニュースも聞く。昨年度の小中学生の不登校児が29万9千人だといい、いじめなどで自殺の「重大事態」が923件と過去最大で重大事態の40%は当初そうは認められなかったという。コロナ禍という特殊な環境での数ではあるが、来年は改善されるだろうか。教育の機会が学校だけではなく社会の中で様々な選択肢を選べるようになればいいなぁと思う。 

 

ジャニーズ事務所の会見もあった。先月やった会見はお粗末なものだったので、今回は期待した。各局が同時中継をして関心の高さを見せた。ジャニーズの名前も消えることになって、ホッとした。事件として忘れられることは無いだろうけど、日常的に目にはしたくないし、聞きたくもない。只、ブランドだと信じて名乗っていたタレント達は事件が発覚しても、当初「裏切られた!こんな汚れた名前は名乗りたくない!」ってならなかったようなのがとても不思議。余りにも長い間信じてきた事だけに「洗脳」は簡単には解けなかったようだ。

また、未だに「真相」を知っているはずの前副社長の白波瀬傑(しらなみせすぐる)という人が出て来なくて、何も説明責任のない東山氏や井ノ原氏が矢面に立っていることに本気でこの事件を明らかにする気があるんだろうか?と疑いを持つ。長年隠し続けていた事実が暴かれるという彼らの苦悩は分かるが、

 

白波瀬氏の紹介文をそのまま引用すると、

「白波瀬傑副社長は広報のトップで長年スキャンダル対応をしてきた人物で、ジャニーズ事務所「最後の砦」と言われるほどの古株です。スキャンダル発生時のマスコミへの口癖は「穏便に…お願いしますね…」だといいます。」

 

今回の事務所の会見もまさに、この前副社長の意向どおりなのではないかと思った。

しつこく書くけど、「洗脳は簡単には解けない」のだ。

あの二人が新社長でその腹心だというのはとても危うい。