第16話
ウヨンのベッドで一夜を過ごした男二人
朝食の卓を囲み、イケメン二人を前にご機嫌なウヨンの母。二人を質問攻めに。
スには「彫刻見たい」 と 「お母さんも美人です」 おっお世辞が言えるんだ。
ジュンス社長には「道理でオーラが」 と二人とも気に入った様子。
ところが、スが高校時代の同級生と知った母、
「ウヨンの失恋をご存じ?」 「もし相手の居所を知っていたら教えてね。
私が懲らしめてやるんだから」 と まさかの展開に。
ジュンス「君だって聞いたけど」
父「娘を泣かせたのはお前か! 出ていけ!」
二人して追い出される羽目に。
【この場面で初めてこのお母さん役を見直した。この役 この人で良かった】
二人のイケメンもとにかく可愛くて可愛くて…ニヤニヤが止まらない。
追い出された二人を前にウヨンが言う。
「大人で優しい社長がこんな子に意地悪をするなんて」
「俺がどうしたって?」
「ガキは黙ってて!」
【スにはホントに遠慮がないウヨンだけど、”ガキ”って言葉は象徴的に聞こえた】
「今度、こんなことが有ったら容赦なく通報するからね」と 釘を刺す。
Kドラマにはお酒の場面が多くて、本当にこの国の人はこんなにお酒が好き?
お酒の力を借りて本音が言えるから?
なんて結構感化されてこの頃はビールをよく飲むようになりました。
サンヒョクとジンジュの物語
ジンジュを騙す男の正体が分かって、サンヒョクの優しさと男らしさが描かれる。
この話も面白いが、長くなるので省く。
只 ジンジュには恋だったので、別れを告げられた彼女は電話で泣きながら相手にすがる。
その姿にウヨンは「もう十分バカよね」 ヨンヒ 「過去の自分と対面して どう?」
「私もこんなだった?」 「もっと 酷かったわよ」
「とにかく別れて正解よ」 と昔のスに夢中だった自分を反省するのだった。
TIGER SUGER (ウヨンのバイト先のカフェ)
客としてのスが「アイスコーヒーを」 10個貯めるとタダになるクーポンを頼もうとすると、
「今回は私の奢り、だから、もう二度と来ないで」 「じゃあ明日もタダのコーヒーを飲みに来るよ」
「無視してたのに急に何で?」 「戦略だったんだ」 【アラッ ウヨンからの連絡を待つってのは結局挫折したって事なのね】 「連絡しなかった理由は何?」 【ウヨンの方から連絡して欲しいスには何も言えないよね~】
「どこが好きだった?」 「私に質問?」 「そう、答えて、 その魅力を見せつけたい」
「やめて」 「いつも断る。窮屈にさせないでくれ」 「だから、もう帰って」 つれないウヨンなのだ。
ウヨンに仕事の依頼を伝えに来たジュンス社長に
「これが最後の口実になってほしいです」
「やはり会いたいんです。また、口実を見つけて会いに来ます」
社長が帰った後、待っていたスが
「何の話だった?」 「地獄耳でも無理だった?」 「遠くてダメだった。それで、今度は何を口実に?」 「関係があるの?」 「俺とお前の仲だろ」 「それが何か?」 「お前の役に立ちたいんだ」
「10年間何をしていたの? 今更何のつもり?」
「気付くのが遅すぎて後悔している。きっと昔も好きだったんだ」 「記憶の改ざんはやめて」
「本気だよ。気付くタイミングが遅かっただけ」
「10年もあれば、何がしか達成できる。 私の10年は片想いしかしてこなくて、残ったのは心の傷だけよ」 ウヨンが去った後、ただガックリうなだれるスなのであった。
【ウヨンにとって、片想いだけの10年間は本当に辛かったんだろうね。人は愛に生きるって、思い知らされるけど、両方を振ってしまった彼女に展望はあるのかしら~?】
新しい仕事の依頼者(ドラマ制作者)と会うウヨン
「失礼でなければお聞きしたいんです。 私を選んだ理由は何ですか?」 「直感です」
「好きなものに理由はありません」
【ウン、感性で選んだんだろうね。感性って言葉にするのは難しい。知識や経験や色んなものがごっちゃになって磨かれるものが感性(直感)だから。そして、好きになってしまえば、もう理由なんてどうでもいいことだ。丁寧に表現すれば 理由は必要ありません ってとこだろう】
ウヨンの心理
ウヨンの10年の挫折は仕事であり、失恋であり、片想いである。 それら全てに満たされない想いを抱いてきた。 その心の痛みはウヨンをすっかり疑り深くさせてしまった。 好きだと訴えるイ・スをなぜ信じない? 彼が余りにも子供っぽいから? 自分に自信がないから?
仕事の成功が続くことによって彼女自身が本当の自分を見つけ自信をつけること。
そうなれば、きっと恋も仕事もうまく行く。そうなることを願っている。