今回はフロントサスのスコスコ感を解消するため、フロントフォークスプリングとフォークオイル交換です。

この際、ということで、ボアエースのスプリングとフォークオイルを交換したいと思います。
(フォークのオーバーホールはなし)

商品はボアエースさんのHPから直接購入。

【購入したもの】
 強化スプリング SP0918 強化スプリング
 単価 ¥16,000 × 1
 フォークオイル(ヤマハ #01) OIL #01
 単価 ¥2,250 × 1
 スラストベアリング NTB1024
 単価 ¥1,950 × 1
 フォークアシスト 
 BORE-ACE強化スプリング用 FDA35-MAX-B
 単価 ¥15,000 × 1

奮発して、ストラトベアリングとフォークアシストも買っちゃいました。
ストラトベアリングは通常のフォークがスプリングの上に1枚のワッシャーがのってる感じですが、2枚のワッシャーの間にベアリングを入れることでスプリングのねじれを回転して逃がし、ストロークをスムーズにするもの、フォークアシストはオイルの流れをコントロールし減衰機能を果たすものになります。

フォークアシストはそれ自体が減衰効果を上げるため、通常のオイル粘度だと固すぎるので、粘度の柔らかいオイルをセット。(ボアエースさん推奨)

なお、今回はスプリングとオイルの交換なので、フォークは外さず、トップブリッジからのアプローチです。

注意点としては、スプリングもオイルも抜くわけで、フロントに荷重が掛かると一瞬でフルボトムします(笑)
あと、フォークオイルを完全に抜くことも困難ですかね。

手順は以下の通り。

①フォークのキャップをマイナスドライバーとかで外す。

②見えてくる17mmの六角の穴に同じサイズの短いボルトをはめる。↓こんなの。

③短いボルトに対しメガネレンチ等で回して外す。

④一気に外すとスプリングでびょーん!てワッシャーとか飛ばすので外れそうなところからは、びょーん!てならないように手で押さえながら。

⑤スプリングとワッシャーを抜く。

⑥注射器?とチューブを使いフルボトムさせてオイルを抜く。

⑦オイルを規定量入れて油面調整。
 ⑥と⑦で以下の油面調整レベルゲージを使用しました。

⑧フォークアシストを専用工具を使いセット。

⑨スプリングをセット。

⑩ワッシャー、ストラトベアリング、ワッシャー、カラーの順でセットし、キャップボルトをしめる。

⑪トップキャップをはめて終了
 ↓今回はゴムの純正からアルミ削り出しに変更。


左がボアエースさんのスプリング、右が純正です。純正の方が長いのでボアエースさんのスプリングに付属してくるカラーをかませます。


今回はフォーク外してないので上から作業。


フォークの底に見えるのがフォークアシスト。
手順としてはオイルを入れてからセットですが写真は仮装着してみたところ。

フォークアシストの取り付け工具は別途ホームセンターとかでなんていうんでしょ?1mくらいのネジの棒を買ってきて先端に取り付けて使用します。


キャップもゴムからアルミ製になりました♪

乗った感じは極めて良好!
リアサスと相まって締まった走りが出来ます。
ゴツゴツ感出過ぎたらやだな、とも思ってましたが、そんなこともなく追従性がかなり向上しました!

で、課題も発見。

フォークオイル、漏れてます…。
今まで漏れてなかったのは既にフォーク内のオイルが漏れきっていたから(笑)
古いオイル抜くときに、あれ?少ないな?と思ったのとフロントフォークがスコスコ…という主な理由はこれでしょう…。


これでようやく2月分までの記録は終了となります。次回から3月分がスタートです。

<現状の課題>

・タイヤヒビ割れ

・フロントフォークオイル漏れ


<課題解決>

・鍵が回りにくい

・アイドリング中のエンジン停止

・クラッチ激重

リアショックの抜け

・タペット音発生中

・エアクリーナー、エンジンオイル、プラグ等消耗品の状況不明

・タンク内のサビ

・フロントサスの抜け


<メンテナンスメニュー>

 【追加】タイヤ交換


<メンテナンス完了>

①クラッチ、アクセルワイヤーグリスアップ

②プラグ、プラグコード交換

③キャブレターオーバーホール

④ガソリンフィルター装着

⑤オイル交換(オイルストレーナー清掃、オイルフィルター交換)

【追加】クラッチスプリング、プッシュロッド交換

⑥鍵穴清掃

⑦エアクリーナー交換

⑧タンク清掃

⑨バルブクリアランス調整

⑩フロントフォークスプリング、オイル交換

⑪リアサス交換