農游徒然日記

農游徒然日記

このブログはお米作り、特に自然乾燥天日干しに拘った稲作を中心に、家庭菜園程度の野菜や果物栽培などの様子を更新して参ります。
また、農産物検査員の資格もあり、検査の様子やその立場からみた農産物についてのコメントなども、取り入れていきたいと思っています。

昨日、従弟の助けもあってお田植を無事に終えることができた。
午前中は雨時々曇り、午後は強い風、などなど。
決して「お田植え日和」とは云い難い一日だったが、日程は限られており、やむなく強行することにした。
いつもならどこかここかの不調を訴える年代物の田植え機も、今回は弱音一つ吐かず、順調にいった。おそらく悪天候に対して、天は帳尻を合わせてくれたのではないだろうか。

同級生やご近所さんも今年からコメ作りを止めるとのこと。一抹の寂しさはあるが、賢明な選択なのかもしれない・・・。

 

 

 

フォト詩歌「あの道」

 

徹底した感染対策のもと、3日前の4月30日、一関文化センター大ホールを会場に息子の記念公演があった。

母校による同窓会の講演会に講師として招かれ、「私の経験から伝えたいこと」との演題で、在校生らを前に約1時間30分の講演だった。

臆することなく堂々と講演に臨む息子の成長ぶりに嬉しさもあったが、会場に集まった生徒らの真摯な態度にも感動させられた。

感染防止もあってか、私語を慎み、拍手のみに徹底するなど、先生方の日頃の指導の賜物であろう。帰り際には全員で椅子の消毒に労を執るなど、そこまでやるんだと感心した次第である。

 

息子らとは約1年半ぶりの再会だった。

いつもなら、年末年始やGWに帰省し、元朝参りや渓流釣りに同行するのを楽しみにしていたが、コロナ禍のもと、帰省するのを自粛していた。

今回は講演が終わると、とんぼ返り、直ぐさま新幹線の乗り場に急いだ。残念だが致し方なし。

会話も二言三言、互いの無事を確認する程度の再会だった。

 

新型コロナの感染拡大や、本日の午前中に震度5弱の強い地震があるなど、戦々恐々とする今日だが、災禍転福を祈願して、前向きに、坦々と進んでいきたい。

 

 

 

いよいよ令和3年度のコメ作りが始まった。
以前は自前で種蒔きをやり、育苗機に入れて3・4日発芽を促し、芽出しが確認されてからビニールハウスに移動し、田植えの準備に取り掛かっていた。
ところが、諸事多忙もあって苗作りは2年前から外注していた。
そんな折、昨年12月の大雪によりビニールハウスが倒壊した。
もし、自前で育苗するとなるとビニールハウスを建て直す必要があったが、「幸い」と云ってはなんだが、焦る必要はなくなった。

ただ、倒壊したハウスをそのまま放置しておくわけにもいかず、撤去しなければならない。
7・8年前にも、一晩に50センチ程降ったドカ雪の為、1棟のハウスが倒壊したことがあったが、その時は空いた時間を利用して自分一人で撤去した。
しかしながら今回は膝の調子が芳しくなく、業者に依頼することにし、漸くその撤去作業が終わった。
長年馴染んできたハウスがなくなるのは、一抹の寂しさを覚えるが、それも時代の流れと云うことであろうか。

今週よりタイミングを見計らって田起こしを始めたが、いつもはほぼ同時にトラクターの重低音を響かせていたご近所が、稲作を止めることにしたとのこと。また、近くの同級生も稲作を止め、機械を処分しているとのことである。
高齢化や後継者不足、コメ価格の下落と云った切実な現実や消費者のコメ離れなど、時代の流れや世の趨勢に抗うことの難しさをひしひしと感じている。
初代が孫を伴って今の居処に隠居してから約400年、稲作を続けながら代々田畑を守ってきたが、そろそろ進退を真剣に考えるトキがきたようである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ここ数日ポカポカ天気が続いており、今日は半袖でも良い程だった。
「このまま春を迎えたいな」と思うが、勿論そうはいかない。間もなく厳しい冬がやってくる。
雪が降る前にと、キウイの収穫を行った。
我が家には種類の異なるキウイが6本植えてある。全て母が植えたものだが、一般的には雄雌(実際には雄1本でもいいようだが)のセットと云うことで、結局実が生るのは3本のみ。
古い木はもうあまり生らなくなった。もう1本は、チラシには「甘くて美味しい」と、母が云うには書いてあったそうだが、その誇大広告によって購入したとのことだが、正直云って美味しくはない。
今回の収穫のメインは一番新しい木だ。
3年程前から生り始めたが、今年はかなり多い。勿論、摘果はしっかりとやったつもりだ。
キウイは栄養価も高く、ビタミンCやカリウム、ビタミンE、ポリフェノール、食物繊維に葉酸、アクチニジン、有機酸と云った生活習慣病の予防に欠かせない栄養素が詰まっているようだ。
この冬も収穫したキウイフルーツを朝食後のデザートに、コロナ対策になるか否かは定かでないが、母に感謝しながらじっくりと味わいたい。

白菜の虫食いがひどい。
その為青虫と対峙する日々。朝の散歩もそこそこに青虫退治が毎朝の仕事となっている。
実を云うと、両親の楽しみや健康管理を邪魔しては良くない(笑)と、今迄畑仕事らしいことは殆どやったことがなかった。ちょっとした手伝いぐらいなもので、野菜作りに関してはずぶの素人と云っても過言ではない。

しかしながら今から11年程前、岩手県金ヶ崎町の県立農業大学校主催による、社会人を対象とする農業実習「いわて農業入門塾」に、野菜作りを学びに  続きを読む・見る>>

 

 

 

 

 

本日私は、農産物検査員として今年初の新米検査を行った。
ここ岩手県南でも稲刈りが佳境を迎え、あちらこちらの圃場には、自然乾燥用の馳や穂仁王をはじめ、コンバインがたわわに実った稲を次から次と刈り取る様子が確認できる。
今夏は7月から8月の中旬にかけて雨天が続き、日照不足による未熟粒やいもち病などの被害粒が懸念されたが、本日の検査では若干カメムシなどの被害粒は確認されたものの、本日の検査数約2500袋、そのうちの大半を1等米が占めた。今後更に稲刈りが進み検査量も増えるが、農産物検査員の本分である公明正大、規格遵守、コンプライアンス順守を誓いながら、全量一等米を祈りつつも誠実に全うしていきたい。 

 

 

今年の草刈りも無事に終わり、1年間むったりと頑張ってくれた草刈り機の刃を交換することにした。草のみならいいが、石っころやコンクリートに当たるなどして刃は既にボロボロの状態だ。
来春にとも思ったが、来月早々自治会や中山間事業の一環として、集落総出で沿道の草刈りがある。切れ味が悪いとストレスになることから、取り換えることにした。
以前は自己流で何回となく刃を取り換えてはきたが、昨年の春先だったか、取り換えようとナットを回したところ、空回りするばかり。正直云って私は機械に疎い。已む無くJAの機械センターに走り、事なきを得たのだった。
今回の交換は、分解した通りに元に戻すことを心掛け、慎重にセットしたのだった。
先ほど母から、事務所に電話があった。
依頼していた我が家の稲刈りに、過去にないほど早くコンバインが入ったとのこと。
直撃はないと思われるが、台風12号が北上している。岩手県でも大雨に警戒しなければならず、今年も覚悟を決めていたが、実にありがたい。感謝!感謝!!
明日はそのお礼を兼ね、これから始まる米検査の為にも、検査員として今年の玄米の出来具合を確認しに行きたい。


本日、一関市中里の西部営農振興センターを会場に、令和2年度農産物検査員の出発式と鑑定会が行われた。
いよいよ、令和2年産の新米検査が始まる。
出発式前には、黒カルトンに用意された検査用玄米がずらりと並べられ、各自丁寧に鑑定し、実際の検査迄に目をならす必要がある。
今年は7月から8月にかけての天候不順による日照不足などから、いもち病の発生が懸念された。8月下旬からは一転して激暑、残暑により高温障害が懸念され、品質低下が予想されるが、圃場のあちらこちらで防除の様子が確認された。杞憂に終わることを願いたい。

 

我が家の圃場でも、1枚の田圃のほんの一部に穂いもちが確認され、急遽薬剤を散布することになった。
その為、栽培当初は減農米として出荷の予定だったが、慣行米(一般米)として出荷することになった。
さて、本題の出発式だが、県経済連の担当者による検査時の留意事項の説明の後、
代表理事組合長の佐藤紘一氏の挨拶があり、検査員を代表して指導的検査員による決意表明があった。
今年はコロナ禍のもと、全員がマスク着用など、例年にない緊張感のもとで無事に農産物検査員任命書交付式が行われた。
JAいわて平泉下での新米検査は9月25日から開始の予定だが、私は9月29日から出番がやってくる。検査員の一員として、全量一等米を祈りつつも、公明正大、規格遵守、コンプライアンス順守を誓いながら誠実に全うしていきたい。