江戸の幻想。 | 〜好き勝手な書き物〜・白・ のBLOG

江戸の幻想。

Twitterを眺めてると、どうやら最近、江戸時代が幸せだ、インフラは今のままで、江戸時代みたいな生活がしたい、みたいな人が増えてるのだとか。

思うんですが、江戸時代の良かった点って、多分コミュニティだと思うんですよ。なんかあったら隣の人や近所の人が助けてくれる、みたいな。

それに、ドラマや映画の影響で、主人公やヒロインはイケメンや美人ばかり。だから、そういう所に幻想みたいなのを抱いているんですよ、きっと。

実際、現代人が江戸時代に住んだら、最初は耐えられないくらい辛いと思います。衣食住だけを考えても、トイレは臭い、シャワーは水。家は隙間風が酷くて、飯は今ほど旨くない。

移動も、自転車も車もなし。誰かと連絡をとるにも一苦労。

仕事も、自由に決めるのはかなり難しく、事実上、限定されてしまう。

(ただ、自由が制限された空間というのは、悪くないんですよね。制限された空間だからこそ、小さな出来事一つ一つに幸せを感じられるわけで。

現代は、自由が多くて、何をやっても満足しないって環境だと思うんですね。仕事も、選ぶのもやらないのも自由。だから、やってもやらなくても不安定に怯え、不安だみたいな感じで。

そういう意味では、江戸時代は選びようがないから、逆に良いっちゃ良いのかもしれません。)


もちろん、夜は静か、電気もないから星が綺麗に見えるとかと言った、ロマンチックさはあるとは思いますが。

でも、けっこうキツイと思うなぁ。


まあ、江戸時代みたいな環境がいい、というのは、コミュニティを求めてるってことだと思いますね。