国家の恥 一億総洗脳化の真実 を見て。
予め、長文失礼。
今日は、上杉隆氏の"国家の恥 一億総洗脳化の真実"という書籍を読んでいる。
"自由報道協会が迫った3.11"が、ジャーナリストや被災地の状況といった、国民側の視点に立った本であるならば、この書籍は、メディアや政府側がどういう行動をしてきたかが分かる内容の本となっている。(まだ最初の方だけど)
これは、確か、上杉隆氏が週刊オンラインダイヤモンドで寄稿した内容がそのまま書籍化されたものらしく、週刊ごとの、当時の状況がほぼリアルタイムで書かれている。これがまた、政府やメディアの3.11以降の特に原発事故対応の悪さを、改めて知ることができる。
僕自身も、ダイヤモンドオンラインでの寄稿は知ってはいたが、なにぶん長くて、勉強との兼ね合いもあり、なかなか見ることができなかったので、こういう形で振り返ることができるのは、いい機会。
当時は上杉隆氏が、"海外のメディアはメルトダウンの可能性を言及している"と、何度も言っていたのは覚えている。
でも、その声を、テレビもネットも新聞も、全てがその可能性を完全に否定し、格納容器が大丈夫なら安全なんだ!放射能は拡散されたが、健康に害はない!デマを広げるな!という声が圧倒的だったと記憶している。
僕はこれらの声にどう思ったかと、自分のブログを読み返してみた。すると、3月13日に、"政府は格納容器は安全だと言っている"と書いていた。この時点で格納容器が安全かなんて分かるはずもないのに、安全と言っている。政府が安全と言ってるのに、メルトダウンの可能性も糞もないだろう、と、正直思っていた気がする。いくらなんでも、現状を知らないで安全と宣言するわけがない、と。当時は、一部の人は、"格納容器は安全だというのは根拠がない"と言っていたが、ウソだろうと思っていた。
でも、ウソだったのは政府、メディアの方だったと、あとから知って、驚愕したのを覚えている。
また、放射能が漏れたことは大問題で、ここを誤魔化してはいけない。ただそれと、ガイガーカウンターを持って子供と散歩する、という親のその行動は、ちょっとどうなの?とも思った。
本当に危ないと思うならば、子供は外には出さないし、金がなくてもとにかく遠くへ移動するはず。ガイガーカウンターを持つ一方、車の中で子供もいるのに、タバコをプカプカ吸ってるその姿は、矛盾してないか?と単純に感じた。
ただ今になってみると、やはり、親というのは、ガイガーカウンターも持たないと精神的に落ち着けないのかな?子供のことを考えたら、そうせざるを得ないのかな?とも、少しは思えるようにはなってきた気がする。
放射能に異常なまでに反応をするのはちょっとおかしいとは今でも思うが、これは仕方ないこと。結果的に、国内では福島産のモノは売れないし、福島出身者というだけで差別される。海外からは、日本産というだけで、危険物扱い、日本人というだけで、犯罪者扱い。
最初に事務的に全品検査をやり、数値化して情報をオープンに、分かりやすい形で出していれば、こんなことにはならなかったのだが、こうなってしまった。
また、プルトニウムやストロンチウム、セシウムなどを"無害"という声も、それはあまりにも無根拠だろうとも思う。
当時の政府、官僚、メディアは、一切責任を取らない。こんなことが許されていていいのだろうか?
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