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日経のコラム「春秋」を見たら「新幹線や高速道路、高層ホテルの開業など、あの年の東京は大変身…」と東京オリンピックの40年前を思い出させてくれた。「走る哲人」アベベ、「体操の女王」チャフラフスカなど未知の国のスター…。懐かしい。

でも本当に思い出したのは「京都日帰り旅行」。新幹線が開通して「最もナウいのが…」と週刊誌に紹介されていた。そう、京都日帰りデート。やってやろうと思った。独身貴族でおカネはあった。相手もいた。OKと返事ももらった。だが「待った」をかけた者がいた。彼女は寮生だった。管理人が「外泊は認めない。日帰りというが、新幹線などアテにできない。もし日帰りできなかったらどうする」と反対したのだ。まだ開通したばかりの新幹線。信頼されていなかった。条件を出した。「帰りが飛行機ならよい」。

この管理人。もちろん「飛行機といえば男も諦める」と計算した。「それでも…」と言うはずがない。今と違って飛行機は高い。湯水のようなおカネの使い方をするはずがない。そんなバカはいない。そう思った。でも、いた。

朝一番の薄暗い東京駅に現れた彼女を見て、ボクは感激した。「一生をともにしたい」と心に誓った。寮を出たのは4時頃に違いない。当時は大変なことだったのです。

どんな京都だったか、まるで覚えていない。覚えているのはこの管理人、家内と私との結婚に強硬に反対したこと。「見込みがない」と家内に言ったそうだ。カネ使いが荒いからではない。私の仕事ぶりを毎日見ていた。そう寮や寮生の様子を毎朝、私に報告していたのです。もちろん、家内の京都行きの相手であることも知っていた。だが「飛行機なら…」と言ったのが大失敗。そう言って反対していなかったら、二人はどうなったか分らない。なんちゃって…。日経のコラム「春秋」を見たら「新幹線や高速道路、高層ホテルの開業など、あの年の東京は大変身…」と東京オリンピックの40年前を思い出させてくれた。「走る哲人」アベベ、「体操の女王」チャフラフスカなど未知の国のスター…。懐かしい。

でも本当に思い出したのは「京都日帰り旅行」。新幹線が開通して「最もナウいのが…」と週刊誌に紹介されていた。そう、京都日帰りデート。やってやろうと思った。独身貴族でおカネはあった。相手もいた。OKと返事ももらった。だが「待った」をかけた者がいた。彼女は寮生だった。管理人が「外泊は認めない。日帰りというが、新幹線などアテにできない。もし日帰りできなかったらどうする」と反対したのだ。まだ開通したばかりの新幹線。信頼されていなかった。条件を出した。「帰りが飛行機ならよい」。

この管理人。もちろん「飛行機といえば男も諦める」と計算した。「それでも…」と言うはずがない。今と違って飛行機は高い。湯水のようなおカネの使い方をするはずがない。そんなバカはいない。そう思った。でも、いた。

朝一番の薄暗い東京駅に現れた彼女を見て、ボクは感激した。「一生をともにしたい」と心に誓った。寮を出たのは4時頃に違いない。当時は大変なことだったのです。

どんな京都だったか、まるで覚えていない。覚えているのはこの管理人、家内と私との結婚に強硬に反対したこと。「見込みがない」と家内に言ったそうだ。カネ使いが荒いからではない。私の仕事ぶりを毎日見ていた。そう寮や寮生の様子を毎朝、私に報告していたのです。もちろん、家内の京都行きの相手であることも知っていた。だが「飛行機なら…」と言ったのが大失敗。そう言って反対していなかったら、二人はどうなったか分らない。なんちゃって…。