007/ロシアより愛をこめて | TachiYoshiのマイクロフォン

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社会福祉士と気象予報士を目指す学生!アマチュアピアノ弾き♪表現力を武器に細々活動中~また、歴史(主に日本史)、哲学(西洋哲学)、散歩が趣味なので、その記事も??毎週金曜日が定期更新日です❗臨時更新も多々あり!ピアノCDアルバムプロジェクト「Lives」活動中

今回紹介するのは、

第2作「ロシアより愛をこめて」(1963年)
原題は"FROM RUSSA WITH LOVE"
小説版は「ロシアから愛をこめて」
※映画版とは「から」「より」が異なっています。
原作者はイアン・フレミング
日本公開時のタイトルは「007/危機一発」

主演は初代ジェームズ・ボンド(007)のショーン・コネリー


(概要)
前作のラストで、見え隠れしていた
巨大組織「スペクター」が冒頭から登場!

スペクターは東西両陣営を手玉に取り、
莫大な資金を得ようとしていた。
スペクターの計画は
ソ連のトルコ領事館から暗号解読機を
「イギリス諜報部」が盗み出し、
それを途中で阻止することにより、
ソ連へ返還する→ソ連から莫大な資金を得る。
というイギリス、ソ連を操る大胆なものだった。

スペクターはチェスのチャンピオン(NO.5)と
ソ連諜報部の元女性部長(NO.3)を作戦に投入!
そこに凄腕殺人要員グラントを加え
作戦を開始する。
トルコのソ連領事館員タチアナ・ロマノヴァを騙し、
捨て駒としてイギリス諜報部に接触させる。

Mは罠だと知りながら、
暗号解読機を入手できる可能性に挑戦することを決定。
こちらも007(ジェームズ・ボンド)をトルコに送り込み
イスタンブールでイギリス諜報部、ソ連領事館、スペクターの
三つ巴の闘いが始まった。


主要登場人物
●イギリス諜報部
ジェームズ・ボンド(007):殺しの許可証(00)を持つ凄腕諜報部員。
M:イギリス諜報部の部長。ボンドの上司
Q:今回初登場。特殊装備担当。
マネーペニー:Mの秘書
ケリム・ベイ:イギリス諜報部トルコ支部局長


●ソ連領事館
タチアナ・ロマノヴァ:2代目ボンドガール。ソ連領事館員
クリレンク:ソ連の殺人要員。ケリム・ベイと因縁が?

●スペクター
NO.1:顔を見せず、猫を抱いている映像のみ。後の作品で名前がわかる。
ローザ・クレップ:スペクターのNO.3。ソ連諜報部の作戦部長だった。階級は大佐
クロンスティーン:スペクターのNO.5。チェスの世界チャンピオン。
グラント:スペクターの殺人要員


感想
冒頭のガンバレルシークエンスの形が決まってきて、
いよいよ007の型が出来てきます。
そして、レギュラーのQも初登場!
本格的に007シリーズがスタートしたともいえる作品です。
前作に言葉のみ登場した「スペクター」の恐ろしさが
徐々にわかるのも必見。
原作も『カジノロワイヤル』と共に
現在も邦訳が次々と出版されています。
 

 

次回は

第3作「ゴールドフィンガー」です!
お楽しみに!