さて、12月の予定表を載せておきます。12月は年の瀬でもあり、学校では2学期期末。1年生の受験コース希望者はこの試験の成績が重要となってきます。もちろん駒澤大学への進学に向けても定期試験の成績は加味されるので大切です。2年生は3年次に向けての重要なテスト。2学期期末まで成績が上がらないと3年次で上げていくのは至難の業です。3年生にとっては高校で受験する最後の定期試験となります。しっかり取り組んで欲しいですね。

 

12月初旬は本校独自の仏教行事「臘八摂心」があります。臘八摂心とは早朝坐禅のことです。お釈迦様がお悟りを開かれたのが12月8日といわれています。お釈迦様はお悟りを開かれるまで四六時中坐禅を組み、そして12月8日にお悟りを開かれました。そこで仏教では12月8日に成道会という法要を開きます。曹洞宗の寺院ではこの成道会が開かれる直前の1週間を「臘八摂心」とし、一日中坐禅修行をします。本校ではこれに倣い、新体育館を本堂として1週間早朝坐禅を組みます。この臘八摂心を行っているのは曹洞宗の宗門学校くらいではないでしょうか。世田谷学園なども実施しています。

 

臘八摂心が終わると2学期期末試験です。そして答案返却が行われ、終業式。この間に本校は私立学校なので、入試相談日が設けられます。私立の本校にとっては来年度の生徒が何人入学するか最も重要な期間。ソフトボール部の中学生が沢山受験してくれることを祈っています。そうこうしているうちに2024年もあっという間に終わってしまいます。年始には1月5日に男子バレーボール部が2年連続で春高バレーに出場することになっています。本校も全校応援で代々木体育館に駆けつける予定です。

 

ソフトボール部では公式戦が終了し、練習試合、大会三昧です。硬式野球部のように対外試合禁止期間が設けられていないソフトボール界では、冬によく大会が催されます。本校もご多分に漏れず、市川ウインターカップや来春実施予定の葛飾ウインターカップなどに出場予定です。年末には本校と日体大荏原共催の多摩川ウインターカップも実施します。これが終わるとソフトボール部の2024年も終わります。最後までしっかりやり抜きたいですね。