3月28日(木)には、東日本大会決勝トーナメント1日目が実施されました。前日夜の監督会議で29日の天候が雨であることも考慮し、トーナメント1日目で準決勝までやってしまおう、つまり1日3試合(トリプル)を行うことに決定しました。この日に準決勝まで行えば、翌日の試合が1試合のみとなり、午前中雨でも午後1試合なら可能ということで実施になりました。東日本大会といえども人数がギリギリなチームもあり、非常に難しい判断でしたが、我々顧問もトリプルを受け入れました。

 

さて、本校は水戸市軟式野球場で県立水戸第三高校と対戦しました。この日は同じ会場にいつも練習試合でお世話になっている千葉商業や浦和実業、白鵬女子や横浜清風もいらっしゃっていて、みんなで1勝はしたいね、と話していました。水戸第三とは本校は初対戦。さて結果は・・・

 

 

 

東日本大会決勝トーナメント1回戦 

        水戸市軟式野球場F面 第1試合

 

水戸第三  10253  11

駒澤大学  00030   3

 

負けてしまいました。先発は2年生の背番号1。正直、試合前のアップなどを見ても、本校とレベルはそう変わらないと感じていました。ある程度噛み合った試合はできるのではと予想しました。しかし、結果はコールド負け。原因はいたって簡単。打ち崩されてしまいました。初回には1アウトからヒットを許し、続くバッターはセカンドゴロで1アウト1塁。2アウト1塁となり、盗塁され、センター前ヒットを浴び、先制点を許してしまいます。2回表の相手の攻撃は何とか0点で凌ぐも、3回表には3番4番に連続ホームランを浴び、3-0。たまらずピッチャーを交代して流れを変えようとします。何とか3回表は2失点で切り抜けるも、4回表には先頭にヒットを許し、バントで送られ、続くバッターの時にエラーが出て失点。そこから2者連続で内野安打を許し、続くバッターには犠牲フライを打たれ、2点目を献上。そして続くバッターには3ランホームランを浴び5失点。試合が終わってしまいました。水戸第三はほんとうに良く打ちます。信じられないくらい打たれましたね。東京のチームや関東近県のチームと多く対戦していますが、その中でもダントツに打たれました。顧問のY先生にも話を伺いましたが、スタメンのなかには初心者もいるとか。一体どんな練習をしているのだろうと思いました。4回裏に相手がピッチャーを交代。制球が定まらない中、3点を返すのが精一杯。5回表には連打とエラーで打ち込まれ、3失点。裏の攻撃もランナーすら出せず、コールド負けとなりました。いや、ほんとうに良く打たれました。本校にとっては勝つ道筋が見えませんでしたね。完敗です。東日本大会のレベルは本当に高かったです。まだまだ本校の実力は足りませんでした。我々顧問も言葉を失いましたが、部員たちもこの結果は相当堪えたのではないでしょうか。涙を流す者も多くいました。ただ負けて悔しいのもあったと思いますが、自分たちの力が全く通じない、また我慢していけば勝てた試合もあったかも知れない、色々な思いが錯綜したのだと思います。ただ、この経験を糧にするしかありません。前を向いてやっていきます。

 

当日は東日本大会を運営頂いた関係者の皆様、グラウンドを作って頂いた茨城県ソフトボール連盟の皆様、審判団の皆様、大変お世話になりました。また宜しくお願いします。そして2日間応援に駆けつけて下さいました本校保護者の皆様、良い結果を見せられず申し訳ございません。この悔しさを次に繋げていきたいと思います。

 

 

なお、第54回東日本大会は翌日29日に1部も2部も決勝戦を控えていましたが、午前中の雨が強くやむなく中止となりました。1部は県立高崎商業と宇都宮文星が優勝。2部は叡明と浦和実業が優勝となり、2部は両校とも埼玉県で初優勝でした。おめでとうございます。そして大会関係者の皆様、本当に大変お疲れ様でした。