さて更新を続けます。1月4日(木)に春高バレー1回戦が行われ、本校バレー部が見事勝利し、2回戦に駒を進めました。もちろんこの日も全校応援。本校ソフトボール部はこの日が練習始めでしたが、午前応援に行った後、練習することに。バレー部は2回戦、今年度インターハイベスト4の福井工大福井と対戦し、敗退してしまいました。やはりインターハイベスト4は強かったですね。ですが本校バレー部も必死に食らい付いていっていました。この日も1000名以上の応援団でした。バレー部も応援も頑張りました。素晴らしかったです。お疲れ様でした!

 

 

そして午後からは学校で練習。1月7日(日)には東京立正高校との練習試合が組まれています。全国私学に出場する東京立正高校、到底敵う相手ではありませんが、少しでも何かを得ていかないといけません。この日は午後たっぷり練習しました。

 

さて恒例の2023年の振り返りをしたいと思います。

1月。この頃はもちろん現3年生もいました。1月の初めには日体大荏原さんと練習試合。14-14という大泥仕合で引き分け。この時期は3年生に怪我人もいて、満足に試合出来ていませんでしたね。この試合は確か13-2とか大差にされてから追いついて、という試合でした。その後は葛飾ウインターカップⅠ。1回戦で千葉商業に大敗。余りの不甲斐なさにオーダーからサインまで部員たちに任せました。そして次戦の葛飾商業にコールド勝ち。日体大荏原にも雪辱し2勝しました。やらされるソフトボールではなく、自分たちでやることの大切さを学んで欲しい1日でした。その後は毎週練習試合。15日には横浜清風高校と対戦。16-6とまたもや大敗します。ピッチャーが話にならないという問題。なかなかかみ合わない日々が続きました。

 

2月に入っても調子は上がらず。葛飾ウインターカップⅡでは、市立松戸に競り負け。逆転に次ぐ逆転という展開でしたが、最後の最後にホームランを浴びて負け・・・。ショックでしたね。その後も葛飾商業にリベンジをされコールド負け。この日は最終戦しか勝てませんでした。その後は学年末試験。テスト明けの市立高津・都立江戸川にもコールド負け。厳しい日々でしたね。打てないのもそうですが、守れない。ピッチャーが踏ん張れない。序盤に決まってしまう展開ばかりだったように思います。

 

そして3月。3月は校内推薦試験や卒業式。修学旅行などがあり、なかなか試合が組めません。試合ができたのは21日。共立女子第二と対戦。ここでも勝つには勝ちましたが、初戦は引き分け。スッキリしない試合ばかりでした。そして迎えた福島遠征。例年ですと茨城遠征なのですがこの年は常磐大学高校が全国大会に出場するため日程が取れませんでした。困っていたところ、福島県で福島フェニックスCupをやるので参加して欲しいと打診があり、渡りに船で参加させて頂きました。福島県と行っても相馬市で行われました。相馬市と言えば、ほぼほぼ宮城県です。本当に遠かったですね。バスで8時間でした。この大会もいわば地獄でしたね。2泊3日で8試合。勝ったのは初戦のみで、後はほぼコールド負け・・・。わざわざ福島まで行って1つしか勝てない。しかも打ててもいない・・・。厳しい日々でした。最終日は雨の降る中の試合となりましたが、辛い思い出しかないですね。部員たちも同じだったと思います。1番危機感を感じていたのは当時のキャプテン。遠征後顧問たちと2時間近く話し込みましたね。今となっては良い思い出です。一息つく間もなく、翌日からは多摩川スプリングカップ。初日は前日からの雨で流れ、2日目は朝から雨が残る中、強行しました。この時は東京立正さんにもいらして頂きました。この日も初戦座間総合に負けるも、次戦の市立船橋に逃げ切り勝ち。久しぶりの勝利をあげました。しかし、続く県立茅ヶ崎には完敗。波には乗れぬまま。3月も泥沼からの脱出は出来ませんでした。

 

新学期となる4月。高体連の関東予選都大会も始まる4月。4月は茅ヶ崎サザンカップからスタート。初戦で県立茅ヶ崎に雪辱を果たし好発進。しかし、甲府商業・東海大甲府合同に敗戦。最後は日体大荏原に負けてしまいました。公式戦も近づいている中、調子が上がりません。そして4月は新入部員の勧誘も必須。練習の合間を縫って勧誘活動に明け暮れました。おかげで?8名の新入部員を確保。ホッと胸を撫で下ろしました。そして迎えた関東予選都大会抽選会。信頼できるキャプテンの引いたくじは1回戦愛国高校でした。愛国高校とは、秋の公式戦でも対戦済み。希望があるくじでした。そこからは都大会へ向けた練習試合の日々。東海大菅生中学や浦和実業、跡見学園、都立東大和さんなどと対戦し、準備を重ねました。この頃くらいから少しずつ力が付いてきて、勝てる試合も出てきました。

 

5月。GWは高校ソフトボールでは都大会本番。本校は1回戦で愛国高校に競り勝ち、2回戦では都立青梅総合を破り念願だったベスト8に入ります。この代はホントに本番に強い。練習試合の勝率は低いのですが、本番の勝率が異常に高かったですね。ベスト4がけは目黒日本大学高校と対戦。レベルは明らかに違いましたが、初回。相手の打ちミスをアウトに出来ず、大量失点。もったいなかったですね。ですがこれで創部史上2回目の高体連ベスト8。まさかこの代が達成するとは…。冬から苦しい日々が続きましたが、何とか続けて来た成果が少し出たのかもしれません。実はこの都大会前、チームは崩壊寸前でしたね。よく乗り越えたと思います。その後はインターハイ予選都大会へ向けて練習試合三昧。様々なチームと対戦しました。試合に勝てたことで部員に自信も生まれ始め、少しずつ良いサイクルが生まれ始めてきました。

 

6月。インターハイ予選都大会直前。東京立正高校との練習試合。またとない素晴らしい学校との対戦。一矢を報いたい所でしたが、完敗。そしてインターハイ予選都大会へ。1回戦を勝ち抜き、翌週2回戦と行きたい所でしたが、雨天の為順延。そのため土曜日の開催となり学校を公欠して試合に臨みました。ベスト8がけで共立女子第二に勝ち、またもや高体連ベスト8。2大会連続のベスト8。これまた創部史上初の出来事でした。凄いの一言。この共立女子第二戦も決して簡単な試合ではありませんでした。先制されてしまうし、なかなか点も返せない展開でしたが、慌てずしっかり逆転しました。先制して逃げ切りも出来れば逆転もできる、いつの間にかどんな展開でも対応出来るようになっていました。ベスト4がけは都立小平西。負けはしましたが4-0。強豪相手に7回まで試合することが出来るようになっていましたね。

 

7月。いよいよ3年生の引退が迫って来ました。一つ上の代は7月末で引退でした。今年度は以前のように8月上旬。3年生の集大成である私学選手権に向けて調整を重ねました。6月末の抽選の結果、本校は鷗友学園と松蔭・桐朋女子の勝者とベスト8をかけて対戦することになりました。その対戦を見越して練習試合を組んでいきました。この時期は本当に暑かったですね。特に埼玉は暑かったですね。浦和実業や山村学園は本当に暑かった。私も2度ほど熱中症になりました。そんな中、部員たちは歯を食いしばって頑張りました。そして7月には城北大会も復活。本校は決勝まで駒を進めることが出来ました。新たに仏教主義連盟大会も実施。神奈川と東京の仏教校が集まりました。なぜか仏教校は強豪ばかり。本校にとっては非常に有意義な大会となりました。

 

8月。いよいよ3年生の引退です。引退をかけた私学選手権はベスト8がけからの出場。相手は鷗友学園でした。鷗友学園は進学校でもあるので、すでに新チーム。なんとか勝利を挙げ、ベスト4がけは東京立正でした。結果はコールド負け。やっぱり東京立正は強かったです。3年生はこれで引退。12名いた3年生は本当に苦労の連続。一つ上の代も13名いて下級生の時はあまり試合経験を積めず、自分たちの代になってから負けてばかり。勝つ負けるよりも、試合として成立しないような日々が続きました。夏秋冬と苦しい時期を乗り越えて4月の公式戦からは憑き物が落ちたように勝てるように。気付けばこの代は3年になってから全大会ベスト8というとんでもない金字塔を打ち立てました。本当に苦しい時間ばかりだったと思います。最後まで続けて、良い結果が出て良かったです。お疲れ様でした。

そして私学選手権で負けて翌日からは新チームがスタート。埼玉の狭山市教育リーグに参加しました。新チームは試合に出ていた選手も多く楽しみな部分がありましたね。ピッチャーも残っていたので最初から連勝スタート。ですが、内容はまだまだ。新チームとしての脆さが如実に現れていました。その後も試合を重ね、お盆休み明けには恒例の夏合宿。今年はコロナ禍前に完全に戻し、4泊5日。毎朝6時に起床。7:30に出発、帰りは18時。グラウンドから宿舎まで走って帰る日程。選手たちは悲鳴を上げながらやり切りました。帰京してから翌日には八支部大会。優勝を目標にして来ましたが、有言実行の優勝。合宿の成果を見せられました。八支部大会当日はハプニングもありましたが…。勝てて無事に大会が終了して良かったです。

 

9月。新チーム初の公式戦。私学新人戦が始まりました。なんと初戦の相手は東海大菅生高校。ここ最近人数が集まらず大会を辞退していましたが、私学新人戦は中学生を登録できる為、大会に参加するとのことでした。大変なことになったと思いましたが、直前に辞退。本校は不戦勝という形で勝利し、2回戦桜美林高校に何とか勝ち、ベスト8に。準々決勝では王者神田女学園。本校の先発の球をピンポン玉のようにポンポンと外野の頭上を大きく超えられました。レベルが違うとはまさにこのこと。神田女学園は頭1つ以上、遥か上のレベルでしたね。しかしこれで新チームも公式戦ベスト8。今年度はここまで4大会(私学大会含む)でベスト8ということになりました。その後は練習試合を重ね、高体連新人大会に備えました。この時期はよく千葉に行きましたね。

 

10月。本校の文化祭「駒大高祭」が開催。今年は4年ぶりに模擬店も復活しての完全な復活。もちろん部活の模擬店も復活。ソフトボール部は白玉入りフルーツポンチを販売。2日間でのべ8500人を越える来場者もあり、創部史上初の売り上げを達成。3 ソフトボール部の3年生も、3年生の保護者もお手伝い頂き、また沢山のOGも来てくれました。ありがとうございました。その後、10月15日には、駒沢オリンピック公園野球場でソフトボールU-15のワールドカップが開催され、まさかの入場のプラカードを本校の部員がやることに。みんな大興奮でした。その後日本戦も観戦させて頂きました。とても中学生とは思えなかったですね。日本チームもすごかったです。

 

11月。高体連新人都大会が始まりました。1回戦は都立南平。何とか勝ち抜き、ついにベスト8がけでは都立江戸川と対戦。今年度高体連でベスト8は同じ顔ぶれ。本校にも3月に行われる上部大会(全国選抜、全国私学、東日本大会、関東公立)に出場出来るチャンスが回ってきました。全国選抜、全国私学は大会優勝校なので無理ですが、東日本大会にはチャンスが。ベスト8で並んでいたのが都立江戸川、都立保谷、本校でした。この都大会で都立江戸川に勝てれば東日本大会出場が大きく近づきます。しかし都立江戸川にはここ最近苦杯を嘗めさせられています。何とか勝っていこうと、戦いましたが、先制するも逆転を許す苦しい展開。ここでキャプテンが意地の一振り。これで再逆転のきっかけを掴んだ本校は、11-7で辛勝。ただ都立保谷も別会場でベスト8を決めたので翌週決定戦に。ここでも都立保谷に12-1で勝ち、見事東日本大会出場を決めました。点数だけ見ると離れていますが、本当に苦しい試合ばかりでした。しかし良く勝ったと思います。

 

12月。この時期は本当に本校ソフトボール部にとって鬼門の月。いつもこの時期は連戦連敗。原因は毎年変わりますが、今年も負け続けました。11月までは好調でしたが、ここに来て一気にチームの問題点が噴出して来た感じです。どこと対戦しても試合にならない…。序盤に大量失点し、試合が壊れてしまいます。何とかその都度立て直そうとするにもまた崩壊する悪循環。正直お手上げ状態です。初の東日本大会に出場が決まり、気持ちも盛り上がっていた所に来た最悪のチーム状況。今や東日本大会に行っても1つも勝てずに終わるのではないか、もはや行くのが恐怖になって来ています。きっと部員も同じはずです。ですが、人間のバイオリズムと一緒で常に最高の状態は保てません。ここから這い上がれるかどうか。試練の冬ですね。

 

さて長くなりましたが、今年度も宜しくお願い致します。まずは3月の東日本大会に向けてチーム状態を上げて東京都代表として恥ずかしくない戦いを出来るように頑張ります!