更新が遅れて申し訳ございません。11月19日(日)には世田谷区羽根木公園野球場にて「第4回世田谷レディースカップ」が実施されました。この世田谷レディースカップは世田谷区ソフトボール連盟がソフトボールの普及を目指して2016年から実施されるようになった大会です。第3回までは、ほぼ毎年開催されていましたが、2019年から始まった新型コロナウイルスの影響で2020年から実施が出来ていませんでした。4年ぶりとなったこの大会ですが、今回も高校生7チーム、社会人選抜1チームの合計8チームでの1dayトーナメントとなりました。トーナメント表は以下の通り。準決勝で社会人選抜と対戦の予定となっていました。

 

 

 

この大会はどのチームも最低2試合はできるように時間を短くして組まれています。当初は開会式なども行っていましたが、準備の時間や試合時間の確保のため割愛されました。さて本校の結果は・・・

 

 

 

 

第4回世田谷レディースカップ A面第2試合

 

駒澤大学    0211  4

田園調布雙葉  0301  4(抽選により勝利)

 

結果的には勝つことが出来ましたが、内容は最悪でしたね。先発は2年生の背番号1。この試合はもちろん、この大会は優勝を狙っていましたが、そう上手くはいきませんでしたね。この日は何よりも全員の集中力、勝つという意欲は全く感じられませんでした。高体連の新人戦でベスト8、そして東日本大会出場という素晴らしい成績を残したからか、この高体連ではない大会では心の弱さが露呈してしまいました。初回の攻撃でも、守りでもいつもでは考えられないようなミスが多発。これではどこが相手だろうが勝つことは出来ません。抽選により結果的には勝つことが出来ましたが、この試合は限りなく負けに等しい引き分けでした。心の緩みとまではいきませんが、部員たちの中に油断があったことは否めません。この試合で気づけたことは大きかったと思います。この経験を無駄にしないで欲しいですね。田園調布雙葉とは本当にもつれますね。少し前までは1年間で3度抽選になったような・・・。その時の監督も奇しくもこの日監督でいらしていたK先生でした。奇縁というものは本当にあるものですね。しかし田園調布雙葉はしぶといです。そして相変わらずバッティングも良いですね。また宜しくお願いします。

 

 

第4回世田谷レディースカップ A面第4試合

 

世田谷選抜  3003  6

駒澤大学   0003  3

 

負けてしまいました。先発は2年生の背番号1。世田谷選抜は社会人チーム。今回は世田谷クラブ・フラワーズ・ABCの3チームから選手が集められていました。今年の選抜チームは良い選手揃い。内野はほぼ鉄壁。バッティングも良く、ピッチャーは世田谷クラブの本校OG。粒揃いすぎて勝てませんでした。この日世田谷選抜と試合したチームは本校以外全て10点差以上。やっぱり強いですね。社会人になってもソフトボールを続けるというだけあって、スキルは相当なものでした。本校も何とか粘って勝ちに繋げたかったのですが、初回にいきなり3点を奪われ、ペースを奪われてしまいました。途中からピッチャーを交代してからは徐々に本校のペースに。しかし時既に遅し。逆転は叶いませんでした。この試合は田園調布雙葉戦に比べれば気合いも入っていたし、内容のなる良い試合となりましたが、ミスが無かったわけではありません。初回にもう少し粘れていればもっと僅差、もしくは逆転できたかもしれません。この大会は負けたチームは2試合終了した時点でグラウンドを離れるルールでしたので本校はこの時点で終了。悔いの残る試合となったと思います。決勝は世田谷選抜と鷗友学園女子。決勝でしたが点差の開く試合となりました。

 

結果的には社会人チームに力の差を見せつけられた大会となりましたが、やはりこうした高体連ではない大会はいいですね。高体連の大会だけだと年間3回。私学大会、公立大会を含めても5大会しかありません。高体連という枠組みを外せば、例えば中学生を沢山出したり、OGを集めて大会に出たり出来ますし、社会人チームを見て、ソフトボールを高校卒業してからも続けようとする選手も出てくるかもしれません。ソフトボール人口は減少の一途をたどっています。こうした試みが少しでも減少に歯止めをかけられるといいですね。

 

 

当日は朝早くから準備、設営、運営をして下さった世田谷区ソフトボール連盟の皆様、審判団の皆様、対戦頂いた田園調布雙葉のK先生、世田谷選抜のM先生、本校OGのO,K,Kの3名。大変お世話になりました。また宜しくお願い致します。そして応援に駆けつけて下さいました本校保護者の皆様、良い結果をお見せできず申し訳ございません。この苦い経験を糧にさらに前進していきたいと思います。応援よろしくお願い致します。