先週、インターハイ予選都大会で敗退した本校は、6月20日(日)に神奈川県にあります白鵬女子高校へ赴き、練習試合をしてきました。白鵬女子もインターハイ予選で敗退し、新チームになっていました。この時期はどこもだいたい新チームへの切り替わりです。本校も含め、特に東京都の場合は、私立も公立もそれぞれの選手権まで引退を延ばしている学校が多いです。白鵬女子とは5月に対戦したばかり。さて結果は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1試合

 

駒澤大学 7ー8 白鵬女子

 

負けてしまいました。先発はインターハイ予選の東海大菅生戦と全く一緒。先発もエースを登板させました。

しかし結果は、負けでした・・・。

 

この日は、午後からの練習試合。序盤はお互い、無失点で切り抜ける素晴らしいものでした。

白鵬女子も新チームとは言え、ピッチャーは良かったですね。しかし、2回表四球からチャンスを作ると、9番のキャプテンがライトゴロで幸先良く1点を先制。ノーヒットで先制に成功します。点を取った直後は気をつけろと言いますが、2アウトまで漕ぎ着けてから連続四球。そこでワイルドピッチが出てあっけなく同点となってしまいました。それでも3回表。本校は2番から始まる好打順。ここで2番が期待に応え、センター前ヒットで出塁。3番が送り、1アウト2塁。ここで4番が右中間を深々と破るタイムリー3ベース!その後も攻撃を続け、3点を奪い、4-1とリードします。今度こそ、リードを奪って自分たちのペースで試合が進められると思ったのも束の間、先頭を三振で切って取り1アウト。ここでまたもや四球。続く3番のショートフライをまさかの落球。2アウトランナー2塁になるはずが、1アウト1,3塁に。4番をピッチャーフライに切って取り、2アウト1,3塁。何とか0点で行けるかと思いきや、5番には右中間を破られ走者一掃の3ランホームランを浴び、同点に。まさに悪夢のような展開。

やはり菅生戦の敗戦のショックが抜け切れていないのでしょうか。簡単なミスも出るわ、不用意な球を打たれるわで、試合になりませんでした。キャプテンも「この試合で起きたことを軽く流すな。菅生戦と全く一緒だよ!」と叱咤激励を送っていました。私も全くのその通りだと感じました。条件は違うし、場面も違ったかも知れませんが、とにかく内容が悪い。そしてこの悪循環は最後まで解消されませんでした。6回表。2アウトから何とか作り上げた満塁のチャンス。ここで4番はサードファールフライに倒れ、最大のチャンスを逃します。そして案の定、6回裏に先頭の代打にヒットを打たれ、エラーが出て、気付けば4失点。ピンチの後にチャンスあり。とどめを刺さないので逆にとどめを刺された形です。まさに菅生戦のリプレイを見るような展開。私も部員たちも声が出ませんでしたね。でも下を向いても上を向いても時間は流れていきます。3年生はきっと分かってくれているはず。この悔しさを忘れず、あと1ヶ月頑張ろう。

 

 

 

第2試合

 

白鵬女子 8ー2 駒澤大学

 

この試合も負けてしまいました。当初の予定では、1試合目に勝って、2試合目は新チーム同士で、と考えていました。ですが、そのプランも大きく狂わされ、また3年のキャプテンもピッチングをしたいとの希望があったので、ピッチャーのみキャプテンで後は全て2年生で試合に臨みました。3年生は6名。内5名がレギュラーとして試合に出ているので、2年生も既にスタメンの者もいます。ですが、来年の布陣も考え、色々と守備位置を変えてみました。結果は散々でした。エラーも多々見受けられましたし、何よりまったく打てない…。ですが、2年生は一生懸命やってましたね。キャプテンも「この試合は私から色々口出しはしないよ。2年生が引っ張っていって」と言ってくれました。素晴らしいキャプテンですね。2年生もあっという間に最上級生になります。頑張って欲しいですね。

 

当日は急なお願いにもかかわらず、練習試合を組んで下さいました白鵬女子のI先生、審判を務めて下さった白鵬女子OGの3年生たち、大変お世話になりました。また宜しくお願い致します。また神奈川と言うことで本校保護者も多数観戦して下さいました。私学選手権に向けてまた一歩ずつ歩みを進めて参ります。応援宜しくお願い致します。